Z世代向けイベントの企画例20選!フェス系・防災系などに分類して紹介

更新日:2026/03/26

この記事でわかること
この記事の監修者:元親

観光地や施設を、日本で一番ワクワクする遊び場に変えたい!そんな想いで、その土地だけの魅力を「遊び」で引き出します。

目次

Z世代とは、明確に定義されてはいないものの、一般的に1995年〜2000年代に生まれた人たちが該当する世代です。多様な性や人種を尊重する価値観を持っている人も多く、自ら環境保全活動や社会課題に目を向け、取り組む人も少なくない世代といえます。

そのようなZ世代ならではの価値観を踏まえて、主体的に体験・発信できるようなイベントが多く開催されています。

そこで本記事では、Z世代向けのイベントの企画例を、フェス系、エシカル系、テクノロジー・カルチャー系、防災系、イマーシブ体験系、ワークショップ系、推し活系の7つに分類し、計20選紹介します。

【フェス系】Z世代向けイベントの企画例5選

ここからは、Z世代向けのフェス系イベントの企画例を5選紹介します。

渋谷アオハル2.0祭

ショートドラマを発信する株式会社HA-LUが、2025年8月16日と17日に渋谷区のMIYASITA PARKで開催したイベントです。ショートドラマ・音楽・ファッションのコンテンツやフォトブースを展開したほか、コカ・コーラによる乾杯演出などさまざまな企画を実施しました。

初開催で延べ8千人を超える来場があり、SNSをきっかけにZ世代に拡散し集客につながったと考えられる事例です。

参考:2日間で延べ8,000人を動員!HA-LU主催、渋谷の夏を彩ったカルチャーフェス『渋谷アオハル2.0祭』レポート|PR TIMES

ViVi超ポジティブ EXPO 2025 SPRING

講談社が運営するファッション雑誌『ViVi』が、2025年3月22日に、WITH HARAJUKU HALLで開催されたイベントです。Z世代の読者の「自分らしく生きること」をエンパワメントすることを目指して開催されました。

当日は、100人を超える人気のインフルエンサーが来場し、体験型のコンテンツなどイベントの様子を発信しました。

参考:Z世代の「熱量」がブランドの武器になる——ViVi × Suuが仕掛ける、共感を生むインフルエンサー施策のつくり方|「ViVi 超ポジティブ EXPO 2025 SPRING」イベントレポート|戦略・マーケティング|Cステーション

SDGs FES in EDOGAWA 2025

株式会社TOKYOが、2020年1月30日に葛西臨海公園・汐風の広場で開催したイベントです。江戸川区と連携協定した、SDGsの普及促進・シティプロモーションなどの事業の一環として、「SDGsをもっと身近に」をテーマに開催されました。

身近ですぐ行動を起こせるSDGsへの取り組みを来場者が楽しんで実践できるブースや、人気インフルエンサー・アーティストなどの豪華ゲストが登場するスペシャルステージなどを実施しました。

参考:【SDGs FES in EDOGAWA 2025】イベントレポート Vol.1- ファッションショーに希空、樋口幸平、山下幸輝、米澤りあ、アーティストライブにしなこらが登場!|PR TIMES

BUZZ FES<バズフェス> in FUKUOKA

株式会社LIFEEntertainmentが、2025年3月27日に福岡県グランドミラージュで開催したイベントです。イベントでは、「Z世代を熱狂させる“トレンドの発信基地”」を目指して、ファッションやインフルエンサー、ライブなどのコンテンツを展開しました。

これまで、2年間で7回開催しており、累計2万人が来場しているといいます。

参考:〈イベントレポート〉初”福岡”進出! “Z世代を熱狂させる”音楽とファッションが融合した大型フェス 『BUZZFES〈バズフェス〉in FUKUOKA』2025年3月27日(木)開催|Press25th

渋谷Zフェス

2025年4月27日にWITH HARAJUKUで開催された“Z世代のカルチャーを渋谷から全国に”をテーマに掲げるイベントです。SNSなどで活躍する千人以上のインフルエンサーを招いて、10~20代のZ世代に向けた商品・サービスのPRを展開しました。

イベントで見た商品・サービスを、来場したインフルエンサーがリアルタイムでSNSに投稿してもらうことで、直接的なアプローチを行った事例です。

参考:ABOUT|SHIBUYAZFES2025AUTUMN

参考:イベント実習:2025年4月27日(日) 渋谷Zフェス 2025|イベント|東京富士大学

【エシカル系】Z世代向けイベントの企画例4選

以下では、Z世代向けのエシカル系イベントの企画例を4選紹介します。

エシカルエキスポ2026 TOKYO

環境問題や社会問題に関心のあるZ世代の学生が主導して、企業や自治体などと連携して開催した日本最大級のエシカルイベントです。来場者がエシカルをより身近に感じてもらえる展示・体験コンテンツの展開、商品の販売を行いました。

また、学生と企業が約半年をかけて取り組むプロジェクトの発表も行われるなど、実践的な学びの場・企業理解を深める場として機能したと考えられます。

参考:【開催レポート】エシカルエキスポ2026 TOKYO閉幕!|PR TIMES

未来のソーシャル作戦会議〜Z世代インターンと考える ソーシャルグッドなはたらき方〜

仕事・人としてどのようにソーシャル(社会)と関わっていくのかをともに考えたり、意見交換をしたりするトークイベントです。日本国内におけるフェアトレードの普及推進事業を行う認定NPO法人でインターンシップを行う学生とコミュニティ運営を行う社会人が登壇しました。

イベントでは、エシカルやサステナビリティといった環境保全の活動に仕事としてどのように関わっていくのか、Z世代が考える未来像などをトークセッションしました。

参考:【1/15】トークイベント「未来のソーシャル作戦会議 〜Z世代インターンと考える ソーシャルグッドなはたらき方〜」を開催します|イベント|Circluar Yokohama

参考:未来のソーシャル作戦会議 〜Z世代インターンと考える ソーシャルグッドなはたらき方〜|Peatix

JAPAN CLIMATE CHALLENGE LAB 2023

環境負荷の観点でも注目されているという「ファッション」をテーマに、気候変動問題の理解を深めることを目的としたイベントです。株式会社小学館が運営する10代向けメディアと外務省の共同で「アジア・大洋州における気候変動と脆弱性に関する国際会議」として開催されました。

身近な事象として捉えづらい気候変動の問題を、ファッションと絡めることでZ世代が自ら考える機会を提供する事例です。また、MCやゲストとして人気芸人やインフルエンサーを起用することで、よりZ世代の関心を集めたと考えられます。

参考:外務省と小学館SteenzがZ世代に向け「ファッション×気候変動」をテーマにしたイベントを実施|PR TIMES

ETHICAL DESIGN WEEK TOKYO (エシカルデザインウィーク)2025

企業の枠を超えて、エシカルな取り組みを発信するイベントです。実施したトークセッションでは、「Z世代が描く、持続可能な社会の解決策」として、Z世代がごみ問題をどう捉えているか・環境課題に対して展開しているアプローチなどが議論されました。

そのほか、資源循環を体験するカードゲームや参加企業による展示などを実施しました。

参考:働く人も暮らす人も、エシカルな未来を体験する3日間「ETHICAL DESIGN WEEK TOKYO 2025」|PR TIMES

【テクノロジー・カルチャー系】Z世代向けイベントの企画例3選

以下では、Z世代向けのテクノロジー・カルチャーをテーマとしたイベントを3選紹介します。

学生インディーゲーム展

学生クリエイターによるゲームを中心に体験・制作者と交流できるイベントです。近年、学生によるインディーゲームの分野が隆起していることに加え、開発環境の発展によって学生の内から、それぞれの感性に応じた作品が誕生しているといいます。

また、学生による作品も商業リリースにつながって話題になる作品もあり、若手のクリエイターが作品を発表できる場として開催しました。

参考:「学生インディーゲーム展」を東京・京都の2都市で開催決定!|PR TIMES

XR Kaigi

XRやメタバース、生成AI、デジタルツインなどバーチャル領域のクリエイターがノウハウ・技術を共有するイベントです。2019年から毎年異なるテーマ開催されており、2025年はAIをテーマとして、AIグラスや3Dモデル・環境生成、空間AI、AIアバターなど、AIとバーチャル領域に触れる内容を展開しました。

イベントでは、日本の伝統芸能をVRで表現する可能性に言及するセッションや、協賛企業・セッションスピーカー・イベント参加者の交流会を開催しました。

参考:XR Kaigiとは?|XR Kaigi2025

DIG SHIBUYA(ディグシブヤ)

渋谷の公共空間や商業施設で開催された、テクノロジーとアートの融合による最新カルチャーを体験できるイベントです。世界中のアーティストに解放し、テクノロジー・アート・カルチャー分野のオリジナルの展示やイベントを実施しました。

渋谷の街をクリエイターに活用してもらうことで、多彩なカルチャーをさらに生み出し、街の活性化や活用方法を広げることにつながるイベントです。

参考:DIG SHIBUYA 2026について|DIG SHIBUYA 2026

参考:DIG SHIBUYA 2026|文化事業|イベント|スポーツ・文化・観光|TOP|渋谷区

【防災系】Z世代向けイベントの企画例2選

ここからは、防災系のZ世代向けイベントの企画例を2選紹介します。

みんなでつくるアタラシイ防災

前向きに楽しみながら日常の延長で備えられる、新しい形の防災を提唱するイベントです。フェーズフリーな防災アイテムの企画・販売を行う株式会社アイクリエイトが主催し、さまざまな社会課題に取り組む学生団体・自衛隊・自治体・企業が参加しました。

イベントでは、段ボールや新聞紙など日常で使うアイテムを災害時に活用するアイデアの展示や、令和6年能登半島地震の関連写真の展示コーナー、自衛隊の仕事を擬似体験できるVR体験ブースを展開しました。

参考:自衛隊・自治体・企業団体が参画し、学生と防災を考える「みんなでつくるアタラシイ防災」イベント・2月25日(日)北千住マルイにて開催|PR TIMES

防災・現在啓発企画ワークショップ

防災や減災に興味を持ってもらい、当事者意識を高めるために必要なことを考え、企画するワークショップイベントです。東日本大震災から10年以上が経ち、災害に対する若い世代の当事者意識を高めるため、2023年に初めて開催されました。

イベントでは、ラジオの有用性を認識してもらうきっかけになる映えるラジオの開発の提案や、水や栄養補助食品などの防災グッズをサブスクリプション形式で利用できるようにするアイデアが提案されました。

参考:若者に防災意識を“継承” ZHDが震災から12年でワークショップ|Hot Topics|イノベーション|日経クロストレンド

【イマーシブ体験系】Z世代向けイベントの企画例2選

以下では、イマーシブ体験を提供したZ世代向けイベントの企画例を2選紹介します。

思考実験展

「もしも別の世界に行けたなら、あなたはどう生きるのか?」という思考を実験するイマーシブ体験イベントです。物語の中に入り、世界のルールに則って自ら選択をしていくことで、自分の知らない自分に出会う体験を提供しました。

MBTIやラブタイプ診断など、さまざまな状況を踏まえた質問に対する自らの答えで自分について知ることができる診断系のコンテンツが流行している昨今の状況を踏まえても、Z世代の需要が高い事例だといえるでしょう。

参考:追加チケットも即日完売“リアル性格診断”と話題の「思考実験展」が6月末まで会期延長決定。追加チケットは5月23日(金)12:00より発売!|PR TIMES

参考:【クラウドファンディング131%ゴール!】体験型自己診断エンタメ『思考実験展』5月4日(日)より東京・日本橋で開幕!一般チケットは本日発売開始!|PR TIMES

1999展 ―存在しないあの日の記憶―

「世界滅びる」とノストラダムスが予言した1999年に、「もし本当に世界が終わっていたら」どうなっていたのかを体験できる没入型のホラー展です。1999年の独特の不安や空気を体感できる空間を演出し、フィクションと現実を巡るイマーシブ体験を提供しました。

2020年以降には、日本のクリエイターによる新作ホラーとYoutube・小説・映画などのメディアミックスも盛んに行われています。多様なメディアでの展開によって、Z世代とホラーコンテンツとの接点も増加傾向にあり、集客が見込める事例といえるでしょう。

参考:HOME|1999展 ―存在しないあの日の記憶―

【ワークショップ系】Z世代向けイベントの企画例2選

以下では、Z世代向けのワークショップ系イベントを2選紹介します。

プレイ!ジビッツ™!

シューズブランドのCrocs(クロックス)が提供する体験イベントです。オリジナル商品のクラシック・クロッグに装着可能なチャームをカスタマイズできます。約300種類以上のチャームを組み合わせて、自分だけのオリジナルフットウェアづくりを楽しめる体験を提供しました。

参考:ジビッツ™︎ チャームでカスタマイズ体験イベント「プレイ!ジビッツ™!」​  4月4日(金)~6日(日)、渋谷スクランブルスクエアにて開催!​|Crocs

Rural留学

MoonBase株式会社が運営する地域活性化コミュニティが母体に開催している滞在型地域留学プログラムです。地域活性化に取り組むZ世代を対象にして、地域を知ってもらうこと・若者の関係人口創出を目指して、これまで3つの地域で開催されました。

滞在先の地域では、DXや子どもへの支援を行う施設・特産品ブランドに関わる取り組みなどを実施しました。

参考:地域留学プログラム『Rural留学』を、福島県磐梯町と埼玉県横瀬町の二地域で開催。Z世代の関係人口創出を目指す。|PR TIMES

【推し活系】Z世代向けイベントの企画例2選

ここからは、Z世代向けの推し活系イベントの企画例を2選紹介します。

RE FASHION MARKET SUPPORTED BY 三井不動産

インフルエンサーが出店するフリーマーケットイベントです。出店者のインフルエンサーとファンがリアルに交流する推し活の場として運営しながら、従来のフリーマーケットのようにリユースも同時に行うことができるイベントとして開催されました。

また、来場者は着なくなった服を2着以上持ち込み必須で、入場時に特設スペースに陳列し物々交換を促進する仕掛けでリユースの意識を変革するきっかけを提供した事例です。

参考:【インフルエンサー100名によるフリーマーケットがダイバーシティ東京 プラザで開催決定!Z世代が集まる日本最大級のインフルエンサーフリーマーケットイベント!?|PR TIMES

ものづくり体験〜推し活グッズday〜

ファスナー・ボタンなどの繊維・樹脂製品を製造・販売しているYKK株式会社のイベント・コミュニティ施設であるものづくり館で開催されたイベントです。ファスナーで作るマルチケースやスナップボタンを使ったカードケースなど、自社製品を用いて推し活グッズを作るワークショップを実施しました。

自社製品のカラーバリエーションを活用し、Z世代の推し活文化と融合させた事例です。

参考:ものづくり体験〜推し活グッズday〜|2023|ワークショップ|ものづくり館 by YKK

まとめ

ここまで、Z世代向けのイベントの企画例を、フェス系、エシカル系、テクノロジー・カルチャー系、防災系、イマーシブ体験系、ワークショップ系、推し活系の7つに分類し、計20選紹介しました。

Z世代向けのイベントを開催する際は、体験型のコンテンツを中心に、SNS投稿につながるような導線を設計すると、主体的に参加してもらったり、拡散・話題化したりすることが期待できるでしょう。ぜひ本記事を、Z世代向けイベントの企画にご活用ください。

この記事を書いた人

あそぶ編集部

集客・回遊・PRの課題を遊びの力で解決するコンテンツを日々発信しています。