食について楽しく学べる「食育イベント」は、子どもから大人まで参加できる体験型企画として関心が高まっています。しかし、いざ企画しようとしても「何をテーマにすればいいのか」「学びと楽しさをどう両立させればいいのか」と悩むことも少なくありません。
本記事では、子どもから大人まで楽しく学べる食育イベントの事例18選を紹介します。
食育イベントの事例18選

ここからは、食育イベントの事例18選を紹介します。
マグロ解体ショー
株式会社IKUSAが提供する「マグロ解体ショー」は、豊洲直送の生マグロを職人がその場で解体する様子を間近で見学できるイベントです。迫力ある実演は視覚的なインパクトがあり、懇親会や周年行事などの集客企画として活用されています。
富士通株式会社様では、社内懇親会にてマグロ解体ショーを実施しました。当日は65名の社員が参加し、解体の工程を見守りながら交流を深める時間となりました。解体後は、職人が握った寿司が提供され、食事を通じた自然な会話が生まれました。参加者アンケートでは、「また参加したい」と回答した方が全体の約8割を占めるなど、満足度の高さがうかがえる結果となりました。
参考:富士通株式会社様の社内懇親会にて、IKUSAのマグロ解体ショー・格付けバトル・ビジメシオードブルをご利用いただきました|ビジメシ
東京都食育フェア
「東京都食育フェア」は、代々木公園にて東京都主催で毎年開催されているイベントです。楽しみながら食育への理解を深めてほしいとの思いで実施しています。
40以上の企業や大学などの団体がブースを出展し、農畜産物や米粉クッキーの販売や学生による食に関する発表会、お箸の使い方講座などのプログラムを提供しています。また、会場内を回遊するデジタルラリーも行っており、東京産の農産物や野菜の栽培キットなどの景品がもらえるなど、参加型のイベントも用意されているのが特徴です。ケヤキ並木を歩きながら、企業や大学などのさまざまな出展者と交流し、食について深く学べます。
としま食育フェア
「としま食育フェア」は、「区民の食を豊かにしたい」との思いから豊島区主催で行われているイベントです。
会場内には、専門家による食育講座や噛む力を体験できるブースの他、災害時の備蓄食品の展示などがあります。また、バター作り体験やプレゼントがもらえる食育クイズラリーなど、子どもが楽しめるプログラムも多く用意されています。体験を通して、食が生活の豊かさにつながることを実感できるでしょう。
参考:食育イベント|豊島区役所
健康食育まつり
「健康食育まつり」は、子どもから大人まで健康と食育について学べるイベントです。世代別の健康や体力問題を理解し、身体作りの大切さを学びます。
会場では減塩豚汁の試食や食事のバランスチェック、歯と歯ぐきの健康相談、豆つかみゲームなど、子どもから高齢者まで体験できるイベントが多数行われました。体操やストレッチ講座も開催され、家庭でも続けられる健康習慣について学べる内容となっていました。食育に留まらず、食と健康の関係を、体験を通じて実感できるイベントです。
参考:令和7年度健康食育まつり~こどもも大人も、測って、知って、健康づくり!!~|厚木市
平和堂オリジナル食育イベント
「平和堂オリジナル食育イベント」は、滋賀県を中心にスーパーを展開する平和堂が実施しているイベントです。子どもたちに食の大切さを伝えることを目的に、2019年から開催されています。
5つの謎に答えて景品がもらえる「なぞときツアー」や、パントマイムやマジックなどを披露する4人のパフォーマーによる食育パフォーマンスショーなど、子どもが楽しみながら学べるプログラムが用意されています。また、自由に持ち帰れる「食べ残しゼロ!使い切りレシピカード」の設置や食育パネルの展示などがあり、大人もしっかり学べる内容です。子どもが興味を持ちやすい体験を入口にすることで、食の大切さを自然に伝える構成となっています。
参考:平和堂オリジナル食育イベント 「レシピ~RECIPE~」
うつのみや食育フェア
「うつのみや食育フェア」は、宇都宮市で毎年開催されているイベントです。フェアへの参加をきっかけに食育に取り組んでほしいという思いで、30以上の団体やボランティアが出展しています。
約3万人が訪れるこのイベントでは、小・中学生の料理コンクールの表彰式や調理披露、親子で参加できる食育クイズ、著名人の食育トークショーなど、多彩なステージ企画が行われます。各ブースでは、出汁の試飲や血管年齢の測定など、食や健康に関する多くの体験ができるのが魅力です。ステージや各ブースでの体験を通して、幅広い世代が食の大切さに気付けるイベントになっています。
食育推進全国大会
「食育推進全国大会」は、農林水産省が毎年6月の「食育月間」に開催しているイベントです。毎年、各都道府県を巡回して食育の推進に努めています。
2日間にわたり行われ、著名人が食の魅力について語るショーや高校生が考えた環境に配慮した食事紹介など、食に関する多様なプログラムを実施しているのが特徴です。規模が大きく、お祭り感覚で参加者が気軽に楽しみながら食育を学べる機会となっています。
岩手県食育推進県民大会
「岩手県食育推進県民大会」は、岩手の食の魅力を広く伝え、食育の推進を目的として開催されているイベントです。県の医師会や企業などが出展し、来場者が体験を通じて食や健康について学べる機会を設けています。
会場では、指を差し込むと野菜の摂取量がわかる測定機器「ベジメータ」によるチェックや野菜ソムリエによるクイズ企画を実施しています。血管年齢測定やストレス測定などの健康に関するプログラムもあるため、食と健康の関連性も学べるでしょう。
また、新米フェアも同時開催され、先着順で新米おにぎりが配布されました。地元の食材を味わいながら、岩手の食の魅力を感じられる構成となっています。
参考:令和6年度岩手県食育推進県民大会の開催について|岩手県
健康フェスタ・食育フェスタ
「健康フェスタ・食育フェスタ」は、東京都八王子市で開催された、子どもから大人まで幅広い世代が食と健康について学べるイベントです。2025年の来場者数は、延べ1万9000人を超えました。
会場内の食育ブースでは、食育ゲームや災害食について学ぶ体験プログラムを実施しました。また、地元ボクシングジムの選手による公開練習や血管年齢・肌質などを測定できるブースもあり、食だけでなく健康全般について考える機会となりました。多彩な体験企画を通じて、世代を問わず食と健康への理解を深められる構成です。
参考:2025健康フェスタ・食育フェスタを開催しました|八王子市
北区みんなで楽しむ食育フェア
「北区みんなで楽しむ食育フェア」は、食育の体験コーナーや農産品の販売などを行うイベントです。区役所や食育に取り組む企業が集まり、多様な食育プログラムを行いました。
お菓子に入っている砂糖の量がわかるコーナーや二酸化炭素を減らす暮らしの始め方など、生活に役立つ情報を学べるブースが充実しているのが特徴です。また、豆つかみ体験や鰹節削り体験といった実践型の企画も行われ、体験を通じて食への理解を深められる構成となっています。
また、家庭で余っている食品を回収し、区内の子ども食堂へ届けるフードドライブも実施しました。食と社会のつながりを体感できる取り組みが組み込まれている点も魅力です。
参考:食育フェア|北区
旬の野菜コース
「旬の野菜コース」は、食育マルシェが提供する、クイズ形式の参加型セミナーと持ち帰り用の野菜がセットになった食育イベントです。野菜ソムリエや管理栄養士などが講師を務め、生産者と直取引した野菜を使用しています。オーガニック野菜も多数取り扱っています。
セミナーで得た知識を、実際に野菜に触れながら確認できる点が特徴です。参加者アンケートでは、99.0%が「学んだ野菜を食べたくなった」と回答し、満足度は99.6%という結果が示されています。学びと体験を組み合わせることで、野菜を食べるきっかけを生み出し、日常の食生活を見直す機会につなげているイベントです。
ピエトロの食育教室
「ピエトロの食育教室」は株式会社ピエトロがSDGsへの取り組みの一環として実施している、子ども向けの食育プログラムです。
これまでに、ひとり親家庭の子どもたちを対象にした野菜たっぷりのサラダパスタ作りやおいしい野菜の見分け方・包丁の使い方の指導、規格外の魚を使ったフードロスの授業など、子どもたちの興味を引くイベントを多数開催してきました。教室では、ドレッシングのラベルに自由に絵を描いて自分だけのドレッシングを作ったり、実際に料理を作ったりしながら食と未来について学びます。公式サイトには「教室に参加して野菜への興味が深まり、苦手な野菜を食べられるようになった」といった感想が紹介されています。
参考:ピエトロ
小学生向けプログラム5 A DAY食育体験ツアー
「小学生向けプログラム5 A DAY食育体験ツアー」は、一般社団法人ファイブ・ア・デイ協会が提供する食育プログラムです。基礎学習とスーパーマーケットでの体験学習を組み合わせ、野菜や果物について実践的に学べる内容となっています。
5 A DAY とは、1日(a day)に5皿分の野菜と200gの果物を食べることを推奨する取り組みです。体験ツアーでは、身近なスーパーマーケットを教室として活用し、実際の野菜に触れながら学びます。指導は管理栄養士が担当し、健康的な食生活を自分で考える力を育てる構成です。
公式サイトには「サラダが嫌いでしたが、今日は食べられました」「これからは、どういうものをよく食べたらいいかなと考えて食べたい」といった参加者の感想が紹介されています。
キューピーマヨネーズ教室
「キューピーマヨネーズ教室」は、キューピー株式会社が開催している、マヨネーズについて学べる出前教室です。食の楽しさと大切さを伝えることを目的とし、2002年から小学生などを対象に実施しています。
社内認定制度「マヨスター」に合格したキューピーグループの従業員が小学校へ出向き、子どもたちと一緒にマヨネーズを作ります。酢と植物油が卵黄によって混ざり合い、マヨネーズができる工程を学び、普段なにげなく食べているマヨネーズを通して食について考えます。
子どもたちは作ったマヨネーズを食べて感想を言い合ったり、友達のマヨネーズと食べ比べたりし、身近な食品の作り方を知って食への理解を深めていきます。
塩麹ドレッシング作り体験
「塩麹ドレッシング作り体験」は、塩麹と生レモンで塩麹ドレッシングを作り、発酵食品への学びを深める食育イベントです。日本の伝統的な食文化への関心を高め、野菜を食べるきっかけをつくることを目的に実施されています。
参加者はペットボトルで塩麹を仕込み、レモンを加えてドレッシングを作ります。混ぜるだけの簡単な作業で、火や水を使わずにできるのが魅力です。親子や大人を対象にしていますが、小学校高学年以上なら子どものみでも参加できます。体験を通じて、減塩や発酵食品を日常に取り入れる意識を高めるとともに、塩麹ドレッシングの使い方や管理方法が学べるイベントです。
参考:食育マルシェ
食農教育「霧島里山自然学校」
「霧島里山自然学校」は、鹿児島県霧島市で行われている食育体験イベントです。食べ物への理解や感謝の気持ちを育むために、五感を使った体験型の学びを提供しています。2004年1月~2025年3月までに1,448回開催され、延べ55,370人が参加してきました。継続的に実施されている点も特徴です。
イベントでは、米や大豆の栽培、みそ作り、郷土料理体験の他、青竹流しそうめんや窯焼き手作りピザ作りなどを自然のなかで行います。食べるだけでなく「作り方」を学べるのが魅力です。作物を育て、料理を作る過程を体験することで、食材がどのように生まれて食卓に届くのかを理解する機会となっています。
参考:食農教育「霧島里山自然学校」-NPO法人霧島食育研究会
お茶セミナー
「お茶セミナー」は、株式会社伊藤園が開催している、お茶に関する食育プログラムです。おもてなしの心を大切にし、豊かな食生活に貢献することを目的に実施されています。
講師は、伊藤園独自の社内資格制度「ティーテイスター制度」に認定された社員です。ティーテイスターとは、お茶の専門知識やいれ方の技術を身につけた認定者を指します。観光地や学校などさまざまな会場へ出向き、セミナーを行っています。
セミナーでは、お茶の歴史についての解説に加え、おいしいお茶のいれ方の実演も行われます。参加者が正しい知識と実践方法を学び、日本文化としてのお茶に触れながら、その価値を見直す機会を提供しているプログラムです。
つなげよう宇和島(うわじま)の味
「つなげよう宇和島の味」は、宇和島市が郷土料理の継承を目的に実施している食育の取り組みです。第2次食育プランに基づき、市食生活改善推進協議会と連携しながら、幅広い世代を対象とした事業を展開しています。
市民向けの郷土料理研究会では、宇和島の郷土料理「ふくめん」の試食や料理展示を通して、地域の食文化への理解を深める機会を設けました。学校での出前講座や乳幼児健診会場での啓発活動も行い、子どもや保護者にも郷土料理の魅力を伝えています。地域の食文化を守り、次世代へと受け継ぐことを目的とした継続的な取り組みです。
参考:第4節 地域の食文化の魅力を再発見する取組|農林水産省
食育イベントならIKUSAがおすすめ!

株式会社IKUSAは、集客力のある食育イベントを開催できます。先に紹介したマグロ解体ショーの他に、餅つき大会や寿司握り体験なども実施可能です。
餅つき大会では、日本の伝統行事としての餅つきを体験できます。昔ながらの食文化に触れることで、食材や調理の背景にある文化を自然な形で理解できます。寿司握り体験は、職人の指導のもと、実際に自分の手で寿司を握る体験ができるプログラムです。参加者が自分で作る楽しさを感じると同時に、日本食文化への関心を高める機会になります。
会場設営から当日の運営、衛生管理までIKUSAで対応可能です。体験型の食育イベントを検討している方は、ぜひ一度IKUSAへご相談ください。
まとめ
本記事では、子どもから大人まで楽しめる食育イベントの事例について紹介しました。食育イベントは、講座や展示、体験プログラムなどさまざまな形で実施されています。開催形式やテーマなど、目的に応じて選ぶことで、より効果的な食育につながります。食への理解を深める取り組みの1つとして、食育イベントの開催を検討してみてはいかがでしょうか。

