ペットイベントとは、犬・猫などのペットとともに楽しめたり、新たにペットとして迎えてもらったりするためのイベントのことです。愛犬・愛猫と参加できるものから、ペットがいない人も参加できるふれあいイベントや譲渡会なども開催されています。また、主にペット関連アイテムの販売や交流イベントなどが多く実施されますが、キッチンカーや雑貨類の販売も行われており、地域交流の場となることや施設への集客にも効果が期待できるイベントです。
そこで本記事では、ペットイベントの企画例をフェス系・地域系・ビジネス系の3つに分類し、計20選紹介します。
【フェス系】ペットイベントの企画例13選

以下では、フェス系ペットイベントの企画例13選を紹介します。
ペット博
1994年に大阪で初めて開催してから毎年開催している「ペット博」は、ペットとペットファンのためのフェス系ペットイベントです。さまざまなペット関連アイテムの展示・販売コーナーのほか、ペットを飼っていない人も楽しめるアトラクションやステージイベントも用意しました。
ペット同伴可能で、ワンちゃん大運動会やゲストトークショー、キャットショー、ふれあいコーナーなど、リアルイベントならではの体験を提供しました。
みんな大好き!!ペット王国
「みんな大好き!!ペット王国」は、ペットとの生活の素晴らしさやペットと暮らすことの効用を体感してもらうために開催されたフェス系ペットイベントです。2005年に大阪ドームで開催以降、毎回多くの来場者を動員しています。
イベントでは、ペット関連アイテムの紹介・サンプリング、アウトレットコーナーなどを展開しました。また、犬・猫のほか、小動物・爬虫類・昆虫・観賞魚・鳥などの展示・ふれあいコーナーを設け、多様なペットファンの集客が期待できる事例といえるでしょう。
参考:みんな大好き!!ペット王国って?|みんな大好き!!ペット王国
しっぽフェスタ 2025春
2025年5月24日、25日に開催された「しっぽフェスタ 2025春」は、国営昭和記念公園とNPO法人ワンワンパーティクラブが主催のフェス系ペットイベントです。すべての犬が参加できるゲーム大会や、犬との暮らしがより楽しくなるセミナー、災害時にペットを守る防災セミナー、撮影会などを実施しました。
ペットイベントを通して、愛犬・愛猫との楽しい思い出を作ってもらうことで犬・猫の飼育放棄を防ぎ、殺処分を減らすことを目的にしているほか、犬・猫の飼い主だけでなく、これから犬・猫を迎える人も楽しめるペットイベントを目指して開催されました。
参考:タイムスケジュール|Sippo Festaとは|Sippo Festa 2025
ジャパンわんこフェスタ
「ジャパンわんこフェスタ」は、「ペットも人も一緒に楽しめる」がコンセプトの日本最大級のフェス系ペットイベントです。多彩なペット関連アイテムのショップ・サービスを提供するマルシェや仮装フォトコンテスト・撮影会・ファッションショーなどのステージイベントのほか、犬種別オフ会やドッグラン、フォトスポットを展開しました
また、フードエリアでは、わんこそば体験や日本一のホットドッグを決めるホットドッググランプリを実施しました。さらに、手軽に食べられるグルメやスイーツを中心に出店することで、ペット連れ・子ども連れでも気軽に参加しやすい設計です。
TOKYOドッグフェスティバル
2025年11月29日に開催された「TOKYOドッグフェスティバル」は、相模湖が舞台のフェス系ペットイベントです。かけっこ競争や紙のリードでつなぐ二人三脚、ペットショップや相模湖に関するクイズ大会、テーマに沿った洋服を披露するファッションコンテストなどのほか、早食い競争やおすわり・伏せゲーム、隠されたおやつを匂いで探すミニゲームなど、アトラクション企画が豊富な事例です。また参加した人にはオリジナル缶バッジをプレゼントしました。
Wandarake fest! (わんだらけフェスタ) 43&44
「わんだらけフェスタ43&44」は、2025年9月27日、28日に名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場隣接公園エリアで開催されたフェス系ペットイベントです。ハンドメイドマルシェ、キッチンカーなどのお買い物エリアや、犬種別オフ会や、フォトスポット、ドッグヨガ体験&マッサージなどの企画を展開しました。
そのほか、歯磨き教室・ワンちゃんお料理教室などのワークショップ、獣医師による健康相談会など多彩なコンテンツを実施しました。あわせて、スタンプラリーやお買い物マラソンを実施しイベントを周遊してもらうことで、会場を活性化する効果が期待できる事例です。
参考:wandarake fest! 43&44|過去のイベント情報|名古屋港管理組合
Shiba Festival(柴フェスティバル)2025 Autumn- rooted in Japan-
「柴フェスティバル2025 Autumn- rooted in Japan-」は、柴犬を飼うオーナーを対象としたペットイベントです。2025年11月15日に開催し、柴犬オーナー795人と柴犬414頭が来場しました。当日は、チャリティ撮影会や50mスプリント&ハードル、30mレースなどのアクティビティに加えて、豪華景品のあたるチャリティがらぽん抽選会などを実施し、柴犬と柴犬オーナーが1日中楽しみました。
また、広々としたドッグランを用意したほか、トレーナー・講師による体験型レッスンワークショップでは、愛犬との生活やトレーニングに関する知識を学ぶ機会を提供しました。
参考:Shiba Festival 2025 Autumn- rooted in Japan-|free stitch
DOG Wanderland ARIAKE(ドッグワンダーランド有明)
「ドッグワンダーランド有明」は、晴海ふ頭公園で2025年11月15日、16日に開催したフェス系ペットイベントです。こだわりのペット関連アイテムブランドが40店舗以上出店したマルシェは、全天候に対応したドームのなかで実施することで、天候に左右されないイベントを実現しました。
プロのドッグトレーナーのマンツーマンレクチャーがあるアジリティ(犬と飼い主が一緒に障害物をクリアする競争)体験や、個別撮影会・プリクラ、犬種別オフ会、オーラルケア体験など豊富なコンテンツを提供し、リアルイベントならではの価値体験を創出しました。
参考:コンテンツ|DOG Wanderland|HOT DOG STUDIO
カインズ わんわん祭り2025in鶴ヶ島withわんてらす
「カインズ わんわん祭り2025in鶴ヶ島withわんてらす」は、2025年11月8日、9日に開催したフェス系ペットイベントです。メーカーブースでは、ペット関連アイテムを販売するメーカーによる試食会・試着会やサンプリングなどを行い商品のプロモーションの場としても活躍しました。
ほかにも、犬のおやつ・フードや服・雑貨を販売するマルシェブース、犬も一緒に食べられるメニューを提供するキッチンカーブース、保護犬支援やパネル譲渡会を行うカインズブースを設けました。さらに、コンテスト企画やドッグラン、オフ会に加え、「ウェットフード」「体重管理」などについてのセミナーを開講し、ペットの健康維持も促す企画になったのではないでしょうか。
参考:ホーム|カインズわんわん祭り2025in鶴ヶ島店withわんてらす|CAINZ
わんわんカーニバル
代々木公園で年に1回開催される「わんわんカーニバル」は、愛犬家とペットが1日楽しめるフェス系ペットイベントです。クイズ大会や待て・早食いのコンテスト企画、愛犬と一緒にフードトラックグルメが楽しめるフードエリアのほか、ウェア・リードなどのペット関連アイテム、手作りおやつなど出店があるショッピングエリアを展開しました。
東京レプタイルズワールド
2025年5月17日、18日に開催された「東京レプタイルズワールド」は、爬虫類・両生類・猛禽類・小動物などエキゾチックアニマルが集結したフェス系ペットイベントです。爬虫類のガラス製ゲージやペーストフードなど関連アイテムの販売を実施しました。
珍しい動物を観察したり、触れ合ったりすることができる貴重なイベントで、イベント内では、専門業者による説明を受けた上で気に入った動物を迎えることも可能です。イベント内で必要な飼育用品を揃えられるため、エキゾチックアニマルに関心がある人・迎えたい人をターゲットとしてピンポイントに捉えた事例といえるでしょう。
鳥フェス横浜2025
2025年11月1日、2日に開催された「鳥フェス横浜2025」は、上野桜木の鳥カフェ「ことりカフェ」主催の「鳥好きによる鳥好きのための」フェス系ペットイベントです。全国から人気クリエイターやメーカーが出店し、鳥モチーフのハンドメイド作品やお菓子・雑貨、ケージなどの飼育用品・ご飯の販売を行いました。
また、来場特典として、クリアファイルをプレゼントしました。
参考:過去最大級の出展者数「鳥フェス横浜」マリネリアで開催!|PR TIMES
ネコ市ネコ座
「ネコ市ネコ座」は、「楽しみながら猫助け」がテーマのフェス系ペットイベントです。保護猫活動や保護猫に関わる知識を知ってもらう場としており、収益は保護猫活動推進に活用しています。
ネコ市では、ハンドメイド作家・メーカー、猫アイテムショップが出展し、キャットフード、猫のおもちゃメーカーなどが出店し、猫関連アイテムを販売しました。ネコ座では、ステージ上で猫映画・猫ダンス・猫ロック・猫ジャズ・猫ミュージカル・セミナー・トークショーなどのネコに関連するステージ企画を行いました。
参考:HOME|ネコ市ネコ座
【地域系】ペットイベントの企画例5選

以下では、地域系ペットイベントの企画例5選を紹介します。
駒沢わんこ祭り
「駒沢わんこ祭り」は、犬の聖地と呼ばれる駒沢オリンピック公園ドッグランで、2025年10月18日から2025年10月19日に開催された地域密着型のペットイベントです。イベントを通じて、愛犬とのより良い共存生活を送ってもらうため、愛犬家のモラル向上を情報発信しています。
ペット防災教室や警察犬デモンストレーション、しつけ教室などの体験ワークショップ企画のほか、動物専門学校による愛犬向けエステやアロマブラッシングなども開催しました。また、時間別で撮影会や早食い競争、障害物競走などのアトラクション企画も豊富な事例です。
アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳
2025年9月20日、21日に八ヶ岳高原リゾートで開催された「アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳」は、八ヶ岳という地域を楽しむペットイベントです。広大な土地を活かし、迷路やボート、トレッキングなど外遊びを中心に、愛犬とさまざまな外遊びを楽しんでもらい、ペット向けアイテムの販売も実施しました。
遊び・食事・買い物のコンテンツが盛りだくさんで、2025年開催時には、アウトドアドッグフェスタの目玉である外遊びコンテンツを過去最大数用意した「わんわん感謝祭」を開催しました。
参考:協賛・出店のご案内|HOME|アウトドアドッグフェスタ
わんにゃんドーム
「わんにゃんドーム」は、ペット同伴で入場できる東海地区最大級のペットイベントです。2025年2月22日、23日に開催し、合計18,872人の来場を記録しました。犬種別オフ会やレースのほか、フォトコンテストやトリミングコンテスト、小学生限定のトリマー体験・動物看護師・トレーナー体験を実施しました。ご当地グルメもあり、地域活性化イベントとしての機能も期待できる事例です。
PET FESTA INAGE ペットフェスタイナゲinハロウィン
「ペットフェスタイナゲinハロウィン」は、2025年9月27日、28日に千葉県稲毛海浜公園芝生広場で開催されたペットイベントです。ペット関連アイテムやキッチンカーなど90店舗以上が出店し、ドッグラン、フォトスポットやガラポン抽選会、早食い競争などを実施しました。愛犬家同士の交流の場としても機能するペットイベントの事例です。
参考:PET FESTA INAGE ペットフェスタイナゲinハロウィン|わんにゃんスマイル
犬市場in OKAZAKI 2025
2025年10月11日から2025年10月13日まで開催された「犬市場in OKAZAKI 2025」は、愛犬家が愛犬と1日中楽しめるドッグイベントです。「人と犬が共存していくために必要な知識・衣・食・住を中心に、より良い暮らしを提案し、サポートすること」を目的に活動するWAN’S team合同会社主催で、こだわり抜いたアイテムやグッズが出店するマルシェエリア、キッチンカー、ドッグラン、アクティビティを展開しました。
参考:TOP|犬市場in OKAZAKI 2025 Autumn
参考:「犬市場 in OKAZAKI 2025 Autumn」を開催します。|報道発表資料|岡崎市
【ビジネス系】ペットイベントの企画例2選

以下では、ビジネス系ペットイベントの企画例2選を紹介します。
インターペット東京
2025年4月3日から2025年4月6日まで開催された「インターペット東京」は、ビジネス商談から最新のトレンド体験までを提供するビジネス系のペットイベントです。国内外の最新ペット関連アイテムやサービスの展示・体験を行いました。
開催日のうち1日を商談限定日として設定することで、商談・買付の場としてビジネス機会の創出を行う事例です。そのほか、ペット産業業界関係者が登壇するビジネスフォーラムも実施し、新規取引先の開拓、仕入れ交渉、最新マーケットの情報収集の場として活用されることが期待されます。
秋のペット用品・フード総合展示会
2025年9月17日、18日に開催された「秋のペット用品・フード総合展示会」は、ペット業界大手メーカーから新規メーカーまで出展し、最新のペット関連アイテム・サービスを紹介するビジネス系ペットイベントです。
新商品や季節商材のトレンド、イベント限定の企画商品や特価商品などお得な情報を知ってもらうだけでなく、出展メーカーと参加者をつなぐ機会を提供しました。また、参加対象は主催の会社が運営するサイト会員のみでしたが、出展メーカーの公式ラインから非会員の人も参加可能にすることで、参加者層の幅を広げ、集客につなげる事例です。
参考:【9月17日・18日@大阪】「ペットリエ」、ラブリー・ペット商事主催「2025年 秋のペット用品・フード総合展示会」に出展決定|PR TIMES
まとめ
ここまで、ペットイベントの企画例をフェス系・地域系・ビジネス系の3つに分類し、計20選紹介しました。
広大な土地を活かしたペットイベントは、愛犬を自由に遊ばせたい愛犬家の関心を引きやすく、また交通アクセスのいい会場で開催されるペットイベントは、ファミリー層が参加しやすく、ペットを飼うきっかけにもなるとも考えられるため、顧客育成につながることも期待できます。ペットの飼育頭数は減少傾向にあるものの、ペットイベントは毎年開催されており安定した集客が期待できるイベントでしょう。開催地域や会場のアクセス・キャパシティなどを踏まえて、ぜひ本記事をペットイベントの企画にお役立てください。

