参加型イベントの企画例20選!ワークショップ系・歴史系などに分けて紹介

更新日:2026/03/26

この記事でわかること
この記事の監修者:元親

観光地や施設を、日本で一番ワクワクする遊び場に変えたい!そんな想いで、その土地だけの魅力を「遊び」で引き出します。

目次

参加型イベントは、ブランド・企業・商品・サービスに触れてもらうことで、信頼度や好感度・認知度の向上を図るイベントのことで、双方的なコミュニケーションが生まれやすいため愛着形成につながりやすいとも考えられています。また、主にワークショップ・コンテンツ・五感を刺激する体験などを展開することが多く、より深く知ってもらったりファン化が期待できたりするイベントともいえるでしょう。

そこで本記事では、参加型イベントの企画例を学び・ワークショップ系、歴史・文化系、地域活性化系、謎解き系、最新技術系の5つに分類し、計30選紹介します。

【学び・ワークショップ系】参加型イベントの企画例5選

ここからは、学び・ワークショップ系の参加型イベントの企画例を5選紹介します。

たちかわワークショップフェスタ

「たちかわワークショップフェスタ」は、2025年12月21日に、東京都立川市で開催されたワークショップです。小学生から大人向けのエクササイズ企画や、土で鈴を作るワークショップ、身の回りの自然をモバイル顕微鏡で観察する小学生から中学生向けの企画などを展開しました。

ターゲットを絞りすぎないことで、親子や3世代参加を促し、老若男女が楽しめる企画を実施した事例といえるでしょう。

参考:(募集)たちかわワークショップフェスタ2025開催します!|2025年12月|HOME|公益財団法人立川市地域文化復興財団

天王洲キャナルフェス2025秋冬

「天王洲キャナルフェス2025秋冬」は、2025年10月17日〜2025年10月19日まで東京都天王洲アイル駅で開催されたイベントです。ライブパフォーマンスやサイエンスショー、映画上映、さまざまなワークショップ企画を実施しました。

ほかにも、大学教授による子ども向けのトークショーや海洋生物にまつわるワークショップなど、学びを提供する企画を展開した事例です。

参考:【公式】天王洲キャナルフェス2025秋冬|Tennoz Canal Fes.2025 AUTUMN&WINTER

おおたオープンファクトリー2025

東京都大田区にある29か所の工場が開放され、見学・展示鑑賞、ワークショップ・体験を展開したイベントです。公式サイトから、イベントに参加している工場が実施している企画概要を確認し、参加申し込みすることができる仕組みで、参加の導線が整理されていることで参加のハードルが下がりやすいと考えられます。

つまみや取手の販売・製作を手掛ける工場では、木製スタンプにつまみを取り付けてオリジナルスタンプを作るワークショップを開催するなど、地域の工場を身近に感じられるイベントといえるでしょう。

参考:新田丸・蒲田エリア ファクティオ|オープン工場|OTA OPEN FACTORY

Tokyoふしぎ祭(サイ)エンス

小・中学生をターゲットとして実験・工作教室を充実させた参加型イベントで、参加者が科学技術に関する理解・関心を深め、身近なものとして感じてもらうことを目指して開催しています。イベントでは、VR技術を用いたバーチャル観光体験や、東京都立産業技術研究センターによる実験企画などを実施しました。

また、ロボットプログラミング教室やパラリンピック競技体験など、さまざまな体験ワークショップを展開し、子どもに広く科学に親しむ機会を提供した事例です。

参考:イベント内容&ブース|出展団体|Tokyoふしぎ祭(サイ)エンスとは|Tokyoふしぎ祭(サイ)エンス2025

SAITAMA esports CAMP2025(埼玉eスポーツキャンプ)

高校生向けのeスポーツイベントで、eスポーツの競技力向上や、参加者が所属する学校でのeスポーツ活動の活性化を目指して開催されました。イベント中は、eスポーツの練習に励めるよう整った環境を提供し、あわせてeスポーツの元選手によるコーチングを実施しました。

また、食事は埼玉県内の食材を活かしたオリジナルメニューを用意し、地域に愛着を形成する機会になった事例です。

参考:ABOUT|SAITAMA esports CAMP2025

【歴史・文化系】参加型イベントの企画例4選

以下では、地域の歴史・文化に触れる参加型イベントの企画例を4選紹介します。

恭仁京(くにきょう)フェスタ2025

恭仁京は、奈良時代に聖武天皇により遷都された里で、コスモス畑や由緒ある寺院、多彩なウォーキングコースを楽しむことができる場所です。イベントでは、恭仁京の歴史と文化を体感できる企画として、恭仁京跡の内部を体験できるARや奈良時代の装束体験、ワークショップを開催しました。

また、当日はキッチンカーやステージパフォーマンスを行う別の地域イベントを実施しており、集客力の増加も期待できる事例といえるでしょう。

参考:2025年11月2日(日)・3日(月祝)恭仁京FESTA 2025を開催します!|イベント|お知らせ|恭仁京

参考:恭仁京について|恭仁京

令和5年度古文書にみる柏の歴史―郷土資料講読会―

千葉県柏市で2023年6回に渡って開催されたイベントです。柏市が所蔵している市域の古文書を題材にした講読会で、実際に一人ずつ声に出して読んでいく輪読形式で進めていき、古文書を読んでいく中で浮かんだ疑問は、辞書や用語集、柏市史を参考に紐解いていきました。

古文書を読むことで当時の地域の様子や農民の生活などに触れる機会や、地域をより深く知るきっかけを提供した事例です。

参考:令和5年度古文書にみる柏の歴史―郷土史料講読会―|歴史・文化|開催終了|展示・イベント・講座|歴史・文化・芸術|文化・スポーツ・観光|トップ|柏市

東京高円寺阿波おどり

東京都高円寺駅周辺の商店街や演舞場で開催されたイベントです。福島県の伝統芸能である阿波おどりを大切にしながら、高円寺阿波おどりの歴史・文化の維持のみならず、高円寺地域の文化としてより深く根ざすように発展することを目指して開催されています。

また、都会での暮らしのなかで、阿波おどりに参加して関わりを持つことをきっかけに人と人・人と地域を結びつけ、人々の心のふるさとになることに貢献するイベントです。

参考:開催報告|第66回東京高円寺阿波おどり情報|ホーム|NPO法人 東京高円寺阿波おどり復興協会東京阿波おどり

国境の歴史を巡る〜戦国時代を歩いてみよう!!〜

2025年4月6日に徳島県山城町で開催された、地域の歴史に触れるイベントです。山城町の戦国時代の史跡を巡って戦国時代の伝承をガイドから解説したり、ゴール地点では地元食材を使った弁当や新鮮な山菜の天ぷらなどを提供したりしました。

さらに、最後には地域の祭りに参加するプログラムを設け、祭りの歴史や作法に触れる機会も提供するなど地域を体験し尽くす事例です。

参考:ウォーキングイベント『戦国時代を歩いてみよう!』2025年4月6日開催|新着|新着情報|大歩危祖谷温泉郷HOME

参考:戦国時代を歩いてみよう!イベント無事に大成功!!|やましろ戦国國ざかいめぐりの会

【地域活性化系】参加型イベントの企画例3選

ここからは、地域活性化を促すことが期待できる参加型イベントの企画例を3選紹介します。

ももも誕生祭2

巣鴨大鳥神社商店街のマスコットキャラクター「もももちゃん」の誕生から2 年を祝う地域のイベントです。商店街が未来の子どもたちに寄り添った街づくりを行う活動の一環として、AI技術を用いて、もももちゃんと実際に対話してもらう機会を提供しました。

また、子どもを対象にもももちゃんのイラストコンテストも行い、受賞者には表彰状や会場で使えるチケットを贈呈するなど、地域への愛着醸成に寄与することが期待できる事例です。

参考:【巣鴨大鳥神社商店街】大盛況御礼!最新AI技術を通じて直接対話ができる『もももちゃん』【AR機能実装イベント開催レポート】|PR TIMES

銀座街バル2025

銀座にある飲食店の応援から地域活性化につなげることを目的に開催されているイベントです。購入したチケットを使って銀座のバーやバルなどの飲食店を楽しむことができます。また、参加店舗ごとに店舗のロゴスタンプを作成し、バーや居酒屋を訪れた参加者にスタンプをプレゼントしました。

お気に入りのお店を見つけたり、制覇を目指したりすることをきっかけに、普段銀座に馴染みのない層にも銀座の新たな魅力を感じてもらう機会を提供しました。

参考:銀座街バル10th|銀座で開催されるグルメイベント

参考:酒印状|銀座街バル2025

旧赤星鉄馬邸オープンガーデン

東京都武蔵野市にある国の登録有形文化財「旧赤星鉄馬邸」で開催されたイベントです。令和5年度から『未来へつなぐ旧赤星邸と庭園プロジェクト』として、旧赤星鉄馬邸の庭園をどのような場に利活用できるかを実験しており、2024年で3回目の開催となりました。

イベントは7日間に渡って開催され、その間、物販や飲食・展示・撮影会・ワークショップ、市民企画などが実施されました。夜間も飲食や音楽イベント、プロジェクションマッピングの投影を行うなど、多様な展開を試みた事例です。

参考:旧赤星鉄馬邸オープンガーデンと一般公開を開催しました(令和6年10月24日〜30日)|旧赤星鉄馬邸のり活用について|総合政策部の施策・計画|施策・計画|市政情報|トップページ|武蔵野市

【謎解き系】参加型イベントの企画例4選

以下では、謎解きゲームを行った参加型イベントの企画例を4選紹介します。

しんじゅく謎解きワールドタウン〜新宿にねむる秘宝と未来からの調査員〜

新宿で毎年開催されている謎解きイベントです。2025年は、7月26日〜12月14日まで、新宿駅周辺・大久保・高田馬場・早稲田を舞台に行われました。新宿に関係する外国の文化や慣習、日本や新宿の文化や歴史に関するコラムを公開し、舞台となるエリアを歩いてゲームを進めてもらうことで読むことができます。

イベントを通して、新宿と外国のさまざまな関係について知ってもらうことが期待できる事例です。

参考:しんじゅく謎解きワールドタウン~新宿にねむる秘宝と未来からの調査員~|イベント|一般社団法人新宿観光復興協会

未完成のプレゼン資料と導きのマスコット

2025年1月10日〜2025年3月19日に交通局が実施した謎解きイベントです。例年よりも拡大したエリアに手がかりを散りばめ、東京さくらトラム・都営バスのマスコットキャラクターとともに宝箱を探し出す謎解きストーリーを展開しました。

舞台となる鉄道沿線の魅力に触れてもらうきっかけとなり得る事例といえるでしょう。

参考:東京さくらトラム(都電荒川線)×日暮里・舎人ライナー×都営バス×リアル宝探し 「未完成のプレゼン資料と導きのマスコット」を実施します!|1月|2025年|報道発表|お知らせ|都庁総合トップ|都庁総合ホームページ

フロッドと瓶のフシギな世界

体験型リアル宝探しを手掛ける株式会社タカラッシュが展開する大人のための謎解きイベントの新作として、東京都の神城植物公園と深大寺、深大寺そば組合が実施した非日常な時・空間・発見の感動を提供するイベントです。

日本有数のバラ園を持つ神代植物公園、都内寺院唯一の国宝仏を有する深大寺などを周遊しながら、地域の魅力を発見してもらうプログラムを展開しました。

参考:新作謎解きプログラム「フロッドと瓶のフシギな世界」|お知らせ|神代植物公園|公益財団法人 東京都公園協会

あいまるくんのお仕事

石川県内の鉄道事業者4社とIRいしかわ鉄道による鉄道利用を促進する子ども向けの謎解きイベントです。いしかわ鉄道公式キャラクターあいまるくんが忘れ物を見つけ、手がかりに書かれたメモを頼りに持ち主の最寄り駅を探すというストーリーを展開しました。

イベントでは金沢駅を起点に4つのコースを設け、イベントをきっかけに石川県を鉄道で巡る機会を提供しました。

参考:【県内鉄道4社連携】 謎解きイベント『あいまるくんのお仕事』の開催について|いしかわ鉄道

【テクノロジー系】参加型イベントの企画例4選

ここからは、AIやVRを用いたテクノロジー系の参加型イベントの企画例を4選紹介します。

オコノミッション

オタフクソース株式会社が「お好み焼きの日」にあわせて開催した、VRでお好み焼きを体験できるイベントです。お好み焼きを作る・食べる体験を通して、調理の楽しさやお好み焼き野美味しさを伝えることを目的として開催しました。

また、デジタルで再現できないお好み焼きの香りは、会場内で実際にお好み焼きを焼くことで演出し、香りを楽しんだ後で実際にお好み焼きの試食を行うなど、デジタルとアナログを融合した事例といえるでしょう。

参考:VRお好み焼体験イベントを開催。 『オコノミッション』を遂行せよ。 ~渋谷のど真ん中でお好み焼士を目指せ!~|プレスリリース2025年|ニュース|オタフクソース

東京AI祭2025

2025年10月4日、5日に開催された日本最大級のAIテックカンファレンスです。専門家によるセッションブースや展示に加え、開発期間とデモの日を設けてAIプロダクト開発を競うAIハッカソンや画像・動画生成AIを活用した作品コンテストなど、参加型企画を展開しました。

また、エンジニアと学生、ビジネス担当者が交流できるエリアを設置するなど、AIを活用する人々が知見と交流を深める場を提供した事例です。

参考:日本最大級のAIカンファレンスイベント「東京AI祭2025」開催決定 10月4日(土)・5日(日) にて2日間開催|PR TIMES

PLATEAU Hack Challenge (プラトーハックチャレンジ)2025 for ルーキー

プラトーは、国土交通省が推進する日本全国の都市デジタルツイン実現プロジェクトで、誰もが都市のデータを引き出せるよう整備した3D都市モデルをオープンデータとして提供しています。そこでプラトーの社会実装を目指して、プラトーハックチャレンジ2025 for ルーキーが開催されました。

AIを使い個人で開発する人・初対面でチームビルディングを行って作品を作り上げたチームなど、それぞれ自由なスタイルで開発を行い、家計簿アプリや3D都市美術館などが完成しました。

参考:About|PLATEAUとは|PLATEAU [プラトー]

参考:プロジェクションマッピング検討ツールなど実用性の高い作品が誕生 AI活用で1人参加チームの躍動も光ったルーキーハッカソン|Journal|Top|PLATEAU [プラトー]

JEITAアイデアソン2025

ITの活用による課題の解決・価値創造に向けた調査・研究を行うJEITAソフトウェア事業戦略専門委員会が主催し、2025年11月14日に開催されたアイデアソンです。AIチャットボットの普及や、ビジネスにおけるテンプレートの作成など生成AIが発展していることを踏まえて、生成AI の活用方法を模索しました。

JEITA会員企業のほか、AIに関心のある幅広い企業に参加を呼びかけた事例です。

参考:JEITAアイデアソン2025 開催案内|アイデアソン|Home|JEITA

まとめ

ここまで、参加型イベントを学び・ワークショップ系、歴史・文化系、地域活性化系、謎解き系、最新技術系の5つに分類し、計30選紹介しました。参加型イベントを実施する際には、主催者と参加者、参加者同士など双方向的なコミュニケーションが発生するように設計するとよりイベントに没入してもらいやすくなるでしょう。ぜひ本記事を、参加型イベントの企画にご活用ください。

この記事を書いた人

あそぶ編集部

集客・回遊・PRの課題を遊びの力で解決するコンテンツを日々発信しています。