ドローンショーとは、高輝度LEDを搭載したドローンを夜の空に飛ばすイベントです。ドローンはプログラミングで制御され、花火・企業のロゴ・文字などを描き出すことができるため、プロモーション活動の一環として活用されることも多くなっています。
そこで本記事では、ドローンショーの事例を、地域活性化系、プロモーション系、季節イベント系、イルミネーション系、テーマ性がある、小学生・高校生向けの6つに分類し、計20選紹介します。
【地域活性化系】ドローンショーの事例5選

ここからは、地域活性化が期待できるドローンショーの事例を5選紹介します。
第43 回横浜開港祭ドローンショー
2024年6月2日に神奈川・横浜の第43 回横浜開港祭内で実施されたドローンショーです。1,000機のドローンを用いて、イルカ・クジラなど海の生き物や、船・ダイバー・いかり、横浜の町並みといった海・横浜のモチーフを描きました。
2022年の第41回横浜開港祭では500機のドローンを用いたドローンショーを展開し、2024年は2回目のドローンショーとなりましたが、横浜開港祭恒例のパフォーマンスとして、来場者やSNS投稿の期待感がうかがえたといいます。
参考:レッドクリフ、 1,000機のドローンショーで約50万人を魅了! 「第43回 横浜開港祭」で夢幻の光景を描く|PR TIMES
徳島おどりフェスタ2025
2025年11月1日、2日に徳島おどりフェスタ内で開催されたドローンショーです。当日は、阿波おどりやサンリオキャラクターのパレード・グリーティング、人気アニメキャラクターの着ぐるみパレードが実施され、夜になるとドローンショーが実施されました。
ドローンショーでは、阿波おどりをする人々や徳島のご当地キャラなど、徳島を感じられる光景を500機のドローンで表現しました。
参考:徳島おどりフェスタ2025・ドローンショー(徳島/500機)|事例紹介|株式会社ドローンショー・ジャパン
金沢マラソン2025 応援ドローンショー
金沢マラソンの前夜の2025年10月25日に、マラソン大会に連動したドローンショーとして、国内ではじめて開催しました。金沢城を舞台として、挑戦するランナーや石川県の未来にエールを送るドローンショーです。
地域のスポーツイベントにあわせて開催することで、金沢マラソンに参加する人々と、石川を想う人々を1つに結ぶきっかけになる事例といえます。
参考:マラソン大会で国内初!金沢城の夜空を彩る「金沢マラソン2025 応援ドローンショー」を10月25日(土)に開催|PR TIMES
泉州夢花火 in 泉南
一般社団法人 泉州光と音の夢花火と株式会社MUSIC CIRCUSが大阪・泉南のタルイサザンビーチで開催した花火大会でドローンショーが開催されました。2025年8月23日に開催し、約25,000人が来場した花火大会です。
当日は、花火打ち上げに先立って、500機のドローンを用いたドローンショーを実施しました。花火への期待感を高めつつ、泉南市の市制55周年を祝う演出も展開し、地域への愛着を醸成する演出になったと考えられます。
参考:【開催レポート】「泉州夢花火 in 泉南」約2万5千人が来場、光と音が織りなす圧巻の花火演出に感動!|PR TIMES
ボートレースからつ オータムカーニバル
2025年11月23日に佐賀県唐津市のボートレースからつで開催されたオータムカーニバル内でドローンショーが実施されました。ボートレースからつの恒例イベントとして開催されているオータムカーニバルで、市制20周年を迎える節目の年に、これまでにない感動を届けることを目指して開催されたドローンショーです。
水しぶきやボートのターン技といったボートレースの世界観をドローンで表現したほか、唐津城や秋季例大祭の唐津くんちなど、唐津の伝統を描き出しました。
参考:レッドクリフ、唐津市初のドローンショーを11/23開催「ボートレースからつ オータムカーニバル」で実施|PR TIMES
【プロモーション系】ドローンショーの事例6選

以下では、プロモーション系のドローンショーの事例を6選紹介します。
シャウエッセン® 花火
日本ハム株式会社が展開する夏季限定商品「シャウエッセン® 花火」の発売を記念して、2025年7月26日に立川まつり国営昭和記念公園花火大会で行ったドローンショーです。商品名の「花火」にちなんで、花火大会と連動したドローンショーが開催されました。
当日は、横幅約125mのシャウエッセン® 花火や、「シャウエッセン花火 パリッ!!」の文字をドローンで描き、商品のコンセプトを体感してもらうドローンショーを展開した企画です。
参考:【イベントレポート】実物約35億本分!? 巨大な「シャウエッセン®花火」が夜空に出現、500基のドローンが描く”夜味シリーズ第二弾”がSNSで話題に!!|PR TIMES
元気ハツラツ!大空大合唱
大塚製薬株式会社が展開する炭酸栄養ドリンク「オロナミンCドリンク」の発売60周年を記念して、2025年7月19日から、全国3会場で開催されたドローンショーです。イベントは、オロナミンCのキャッチコピーに込められた、「日本中に元気を届けたい」という思いから生まれたといいます。
約1,300機のドローンで歌詞や五線譜、オロナミンCの形をした音符を描き、来場者がその歌詞を見ながら、合唱する参加型のドローンショーとして展開しました。
参考:レッドクリフ、オロナミンCドリンク 60周年記念特別プロジェクト 日本初(※1)「元気ハツラツ!大空大合唱」で約1,300機の参加型ドローンショーを演出・運営|PR TIMES
コカ・コーラ クリスマスドローンショー 空飛ぶクリスマストラック
コカ・コーラシステムが2023年11月29日に神奈川・横浜で開催したドローンショーです。横浜市で開催されたイルミネーションイベントと連携して開催されました。
ドローンショーでは、1,225機のドローンを用いて、サンタクロースや巨大なクリスマスツリー、コカ・コーラのトラックを3Dで描きました。また、ドローンショーの最後には二次元コードを表し、スマートフォンで読み込むとその場限定の特別なコンテンツが体験できる仕掛けです。
参考:横浜の夜空にサンタクロースや巨大トラックが出現 国内最大規模!一夜限りの3Dドローンショーイベントを開催 コカ・コーラ クリスマスドローンショー 空飛ぶクリスマストラック|PR TIMES
目の愛護ショー
ロート製薬株式会社が目の愛護デーにあわせて開催したドローンショーです。目に優しい生活を習慣化するきっかけとして、約300機のドローンによるドローンショーを見てもらうことで、目を休める時間を提供するために開催しました。
当日は、約13分に渡って目に優しいメッセージや目に関するモチーフをドローンで表現しました。
参考:10/10目の愛護デーに合わせてロート製薬が目の健康のためのドローンショーを開催。世界初※1!?その名も「目の愛護ショー」|PR TIMES
DIG SHIBUYA 2026 / Digital Garage Drone Show “Earthshot”
2026年2月13日〜2026年2月15日に開催された渋谷の街中をアートとテクノロジーで彩るイベント“DIG SHIBUYA(ディグシブヤ)2026”内で実施されたドローンショーです。約3,030機のドローンを用いて、ドローンと生演奏ライブを融合したショーを展開しました。
アートやテクノロジーに関心の高い来場者も多く、ドローンショーは関心を集めるプログラムだと考えられるでしょう。
参考:テクノロジーとアートを渋谷の街中で47万人*が体感した“DIG SHIBUYA 2026”開催レポート|PR TIMES
Xmas Night Canvas
株式会社ヤマタネが、株式会社ドローンショー・ジャパンとの業務連携による協業の一環として2025年12月20日、21日に開催したドローンショーです。ヤマタネ深川営業所轄内の空域を活用して、物流施設上空の新たな活用方法を示し、エリアの活性化に向けた取り組みとして開催されました。
また、団体のPR・知名度向上を目的とした主催・協賛団体を募集しながら、2025年12月から定期的に開催することで新しいPRの場を展開した企画です。
参考:自社物流施設の空域を活用した新たな価値創造にチャレンジ!第一弾ドローンショー「Xmas Night Canvas」を開催|PR TIMES
【季節イベント系】ドローンショーの事例2選

ここからは、季節イベントと融合したドローンショーの事例を2選紹介します。
シティーケーブル周南30周年記念ドローンショー
2025年12月20日に開催された山口・周南市の「周南冬のツリーまつり」内で実施されたドローンショーです。市内のケーブルテレビ局・シティーケーブル周南の30周年を記念したドローンショーで、その様子はシティーケーブル周南にて生中継されました。
500機のドローンを用いて、ツリーやリースなどのクリスマスをテーマしたモチーフを描き出しました。街中のイルミネーションと融合し、クリスマスの雰囲気を盛り上げた事例です。
参考:レッドクリフ、周南市初のクリスマスドローンショー「シティーケーブル周南30周年記念ドローンショー」を12月20日に実施|PR TIMES
REDCLIFF COUNTDOWN DRONE SHOW 2026
ドローンショーの企画・運営を行う株式会社レッドクリフによる年越しイベントです。ドローンショーを中心に、ライブパフォーマンスやドローンの無料操縦体験、キッチンカーのフード・ドリンクなどを提供しました。
当日は、見るだけで引き込まれるアート作品を500機のドローンで表現した第1部と、新年の瞬間に向けて2026機のドローンが夜空を埋め尽くす第2部で構成されました。会場にいる全員で新年を祝い、時間を共有する特別感のあるドローンショーです。
【イルミネーション系】ドローンショーの事例2選

以下では、イルミネーションとコラボレーションしたドローンショーの事例を2選紹介します。
Flower Fantasy ドローンショー
栃木県あしかがフラワーパークで開催されたドローンショーです。日本三大イルミネーションの1つとして知られているあしかがフラワーパークのイルミネーション「光の花の庭」とファンタジー要素をかけ合わせ、さらに空にまで拡張した特別な演出を展開しました。
ドローンショーをイルミネーション越しに鑑賞すると、地上のイルミネーションと上空のドローンがつながってみえる瞬間もあるという、園内の鑑賞場所によって見え方が変わる設計で特別な時間を演出しました。
参考:あしかがフラワーパークで初の「ドローンショー」開催決定‼ 園のシンボル「奇蹟の大藤」を夜空に再現!|PR TIMES
フェスタ・ルーチェ in 和歌山マリーナシティ
2025年11月29日に開催されたイルミネーションイベント「フェスタ・ルーチェ in 和歌山マリーナシティ」内でドローンショーが実施されました。約700個のランタンと500機のドローンを用いてドローンショーを行い、これまでのフェスタ・ルーチェの最多1日入場者数を更新し、6,932人を記録したといいます。
また、ランタンとドローンのショーが好評を博し、翌月12月13日に追加開催を決定するなど、その人気がうかがえる事例です。
参考:【日本初※】ランタン700個とドローン500機による夜空の共演が大好評 フェスタ・ルーチェ過去最高来場者数を更新し、12月13日にアンコール開催決定!|PR TIMES
【テーマ性がある】ドローンショーの事例2選

ここからは、テーマ性があるドローンショーの事例を2選紹介します。
STAR ISLAND 2025(スターアイランド2025)
2025年5月24日、25日に東京・お台場海浜公園で開催された花火・ドローン・音楽・テクノロジーが融合する未来型の花火ショーです。ショーでは、ドローンでコウノトリやフェニックスを描くことで、「生命の誕生から再生まで」の壮大なストーリーを演出しました。
また3部構成で、段階的にドローンの数を増やすことでクライマックスをより華やかに盛り上げ、生命を表現するさまざまな生物を描き出しました。
参考:花火とドローンのスペクタクルショーがお台場に再上陸!未来型花火エンターテインメント「STAR ISLAND 2025」で1,800機のドローンが描く“異世界への旅”|PR TIMES
2026 New Year DRONE SHOW “Origins”
fav hospitality group 株式会社がホテルseven x seven 石垣で、2026年1月1日〜2026年1月3日に開催したドローンショーです。ドローンショーのうち1つのプログラムは、「エネルギーの探求」をテーマにして、“宇宙から未来へとつながるはじまり”をドローンで表現しました。
宿泊者に向けて新年限定で展開することで限定性と特別感を提供するとともに、宿泊体験の価値向上が期待できる事例といえるでしょう。
参考:【イベントレポート】ホテルseven x seven 石垣で新年を照らす光のアートショーを開催|PR TIMES
【小学生・高校生向け】ドローンショーの事例3選

以下では、小学生・高校生向けに開催されたドローンショーの事例を3選紹介します。
光の思い出ドローンショー
株式会社NTTドコモが、閉校してしまう埼玉県小川町立東小川小学校と共同して、同校の最後のイベントとして2022年3月25日に開催したドローンショーです。ドローンを新たなコミュニケーションツールとして、閉校してもつながり続けられる思い出を作ることを目指して開催されました。
同校の愛称や、運動会などの思い出を振り返る演出、児童が飼育する国蝶など、児童のアイデアをもとにドコモがドローンの表現に落とし込み、ショーとして展開しました。
参考:ドコモが閉校する小学校と共同で「アリガトウ」を夜空に浮かべる 最後のイベント「光の思い出ドローンショー」|PR TIMES
食肉祭×WAGYUFES2025
MTJグループ株式会社が主催した「食肉祭×WAGYUFES2025」内で、ドローンショーを開催しました。2025年10月11日〜2025年10月13日に開催し、さまざまな分野で活躍の場を探している子どもが輝ける場を提供するドローンショーです。
演出の一部として、子どもたちが「未来」や「やりたいこと」をテーマに描いた絵を募集し、ドローンを用いて空に描き出しました。
参考:【食肉祭×WAGYUFES2025】北九州小倉で初開催となるドローンショー!子供たちの夢が夜空を彩る!|PR TIMES
そらメディアドローンショー
中京テレビ放送株式会社が運営するドローンスクール・そらメディアが高校3年生を対象に開講したドローンの授業で制作・発表したインドアドローンショーです。授業では、インドアドローンショーにおけるプログラミングを学び、最終的にインドアドローンショーの制作・発表を行いました。
ほかにも、ドローンに関する基礎知識・テレビ制作現場におけるドローン活用の講義・ドローンの基礎操作などの講義も行い、ドローンについて知識を深め、興味を持ってもらう機会を提供した事例です。
参考:高校生がドローンショーに挑戦!中京テレビ「そらメディア」が津商業高校で特別授業を開講|PR TIMES
まとめ
ここまで、ドローンショーの事例を、地域活性化系、プロモーション系、季節イベント系、イルミネーション系、テーマ性がある、小学生・高校生向けの6つに分類し、計20選紹介しました。
ドローンショーは、ダイナミックさを演出しながら、文字やイラストといった視覚的なアプローチが可能です。また、音楽と合わせたり観客参加型にしたりとさまざまな開催形式ができるのも魅力といえるでしょう。イベントのテーマやストーリー、プロモーションにあわせてドローンショーを取り入れてみてはいかがでしょうか。

