スポーツで地域活性化を実現した事例20選|組織づくり・大会誘致・プロクラブ・観光活用・eスポーツの成功例

更新日:2026/05/15

この記事でわかること
  • スポーツによる地域活性化の実例20選
  • 成功事例に共通する仕組みとは
  • 地域に合うスポーツ施策のヒント
この記事の監修者:元親

観光地や施設を、日本で一番ワクワクする遊び場に変えたい!そんな想いで、その土地だけの魅力を「遊び」で引き出します。

目次

少子高齢化や人口減少が進む中、地域のにぎわい創出や交流人口の拡大は、多くの自治体にとって共通の課題となっています。そうした中で近年注目されているのが、スポーツを活用した地域活性化です。スポーツイベントや合宿誘致、プロクラブとの連携などを通じて、人の流れや新たな雇用、地域への誇りを生み出している例も増えています。

本記事では、スポーツをきっかけに地域の活力を高めてきた日本各地の取り組み事例を20選紹介します。

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スポーツはなぜ地域活性化につながるのか

スポーツが地域活性化に寄与するのは、新たな「人の流れ」と「地域内の好循環」を同時に生み出す力があるためです。

スポーツと観光を掛け合わせることで来訪者が増加し、宿泊や飲食といった地域消費が拡大します。また、健康づくりや福祉施策と連動させれば、住民同士の交流が深まり、地域コミュニティの活性化にもつながります。このように、経済波及効果と社会的効果の双方が相乗的に作用するのが大きな特徴です。

近年はスポーツ庁が推進する「スポーツ×まちづくり」や「スポーツツーリズム」も追い風となり、全国の自治体で戦略的な取り組みが広がっています。

参考:スポーツを通じた地域振興・地域活性化(スポーツによる地方創生)(PDF)

推進組織・拠点づくりで地域活性化した事例5選

地域活性化を成功させるには、継続的に取り組みを推進する組織や拠点の存在が欠かせません。ここでは、推進組織や拠点を中心に展開された地域活性化の事例を紹介します。

1.スポネットかくだ(スポーツネットワークかくだ)|宮城県角田市

宮城県角田市の「スポネットかくだ」は、笹川スポーツ財団が提唱する地域スポーツ運営組織(RSMO)のモデルを採用し、地域の既存スポーツ団体や施設を統合するプラットフォームとして2019年に立ち上げられました。総合運動公園(Kスポ)や道の駅かくだと連携し、スポーツ参加機会の増加や地域内外の交流を促進している事例です。

Kスポでのイベント参加者数や来場者数が年々増加し、道の駅の売上向上にも寄与するなど、スポーツを起点とした経済・社会の活性化が進んでいます。2021年にはスポーツ庁の優良自治体表彰も受賞しました。

参考:Kスポ(総合スポーツ施設)と 道の駅かくだ を核としたスポーツによるまちづくり|スポーツ庁(PDF)

2.スポーツコミッションいぶすき|鹿児島県指宿市

鹿児島県指宿市のスポーツコミッションいぶすき(SCI)は、市や観光協会、商工会議所などが連携し、スポーツ合宿・大会・イベントの誘致から受け入れまでをワンストップで支援する推進組織です。豊富な温泉資源や温暖な気候、地域ならではの食文化を組み合わせ、宿泊・飲食・交通など周辺産業への経済波及を生み出しています。

SCIの設立以降、合宿や大会の開催件数が増加し、交流人口や地域の認知度が向上しました。特に「いぶすき菜の花マラソン」などのイベントは毎年多くの参加者を集め、地域の活性化に大きく貢献しています。

参考:スポーツコミッションいぶすき(SCI)|スポーツ庁(PDF)

3.スポーツ観光おおさき|鹿児島県大崎町

スポーツ観光おおさきは、鹿児島県大崎町が掲げる「スポーツ観光」を推進する専門組織で、サッカーやラグビーを中心とした合宿・大会の誘致と受け入れを積極的に展開しています。地域内の宿泊施設や飲食店、地元企業と連携することで、参加者の満足度向上と宿泊・飲食など関連産業への経済波及を実現しています。

設立以降は受入件数が着実に増加し、交流人口の拡大や町の認知度向上に貢献しています。2023年には合宿延べ泊数が5,500泊と過去最高を記録し、スポーツを軸とした地域活性化の成果が具体的な数字として示されています。

参考:スポーツ観光おおさき(公式サイト)

4.十日町市スポーツコミッション|新潟県十日町市

十日町市スポーツコミッションは、行政や観光協会、競技団体などが連携して設立された官民合同の推進組織です。新潟県十日町市の雪や里山、アートといった地域資源とスポーツを掛け合わせ、サイクリングやトレイルランニング、各種合宿の誘致を進めています。既存の観光コンテンツと連携し、アート・スポーツ両方を楽しめる滞在型エリアとしてブランド化を推進しているのが特徴です。

こうした取り組みにより、合宿やイベント開催件数が増加し、宿泊・飲食・交通事業者との協働も深化しました。交流人口の拡大や滞在時間の長期化につながり、地域経済への波及効果が高まっています。

参考:十日町市スポーツコミッション(公式サイト)

5.オガールプロジェクト(オガールベース等)|岩手県紫波町

岩手県紫波町の「オガールプロジェクト」は、旧陸上競技場の跡地を再開発し、バレーボール専用体育館を核として商業施設や図書館などを一体的に整備したまちづくり事業です。公共と民間施設を組み合わせ、観戦から買い物までエリア内で完結する「日常利用型拠点」を創出しました。

プロリーグの試合や合宿を誘致する一方で、地域住民の普段使いを重視している点が大きな特徴です。この戦略により、来訪者増や周辺地価の上昇、安定したテナント稼働率を実現し、持続可能なにぎわい創出モデルとして注目されています。

参考:オガール(公式サイト)

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スポーツ合宿・大会誘致で地域活性化した事例4選

合宿や大会の誘致は、短期間で多くの来訪者を呼び込み、スポーツ交流人口を拡大できる有効な施策です。ここでは、合宿や大会の誘致を軸に地域活性化を実現している事例を紹介します。

1.ラグビー合宿|北海道網走市

北海道網走市は、ソウル五輪の合宿をきっかけに、ラグビー合宿の受け入れに本格的に取り組んできた地域です。夏でも冷涼な気候と質の高い芝グラウンドが評価され、ラグビーをはじめとするスポーツチームの合宿地として人気を集めています。

年間を通じて多くのチームが訪れることで、宿泊・飲食・小売など地域内での消費が増え、スポーツ合宿による経済波及効果は年間で約5億円以上と推計されています。さらに、合宿参加者がオホーツク観光にも足を延ばす導線を整備し、滞在型のスポーツ交流人口増加にもつながっています。

参考:「まんが スポーツで地域活性化」事例集(Vol.1)

2.米国バレーボール代表チームの合宿誘致|静岡県三島市

静岡県三島市は、米国バレーボール代表チームの事前合宿を誘致し、世界トップレベルの選手が地域に滞在する国際交流の機会を創出しました。合宿期間中には練習の一部を公開したほか、代表選手が子どもたちに直接技術を教えるスポーツ教室や交流イベントを開催しています。

大きな成果は、スポーツ観戦の機会拡大に加え、インバウンド対応や国際理解教育を促進したことです。市内宿泊施設の稼働率向上や飲食利用の増加など、地域経済への波及効果も生まれています。こうした実績を踏まえ、さらなる合宿誘致やスポーツ交流を見据えたまちづくりが進められています。

参考:スポーツによる「地域振興」-「地域スポーツコミッション」の設立に当たって-|スポーツ庁(PDF)

3.ウルトラトレイルレース「奥信濃100」|長野県奥信濃

長野県奥信濃エリアでは、信越の山々や温泉地を舞台に100km級のウルトラトレイルレース「奥信濃100」を開催し、全国から多くのトレイルランナーを集めています。2025年の大会では100kmに718名、50kmに445名、25kmに161名の出走者を記録しました。

地元旅館や飲食店、交通事業者と連携した滞在型コンテンツとして展開されているため、宿泊施設の稼働率向上など、地域内消費の拡大にも貢献しています。スポーツとエコツーリズムを掛け合わせた持続可能な地域活性化モデルとして評価されている事例です。

参考:奥信濃100(公式サイト)

4.サロマ湖100kmウルトラマラソン|北海道北見市・湧別町・佐呂間町

北海道北見市・湧別町・佐呂間町の3市町が連携して開催するサロマ湖100kmウルトラマラソンは、日本最大級の規模と知名度を誇る大会です。毎年6月には約4,000人のランナーがサロマ湖畔に集まり、道内外から多くの来訪者を呼び込むことに寄与しています。

大会は多数のボランティアや地域住民に支えられ、まち全体でランナーを迎える体制によって、宿泊・飲食・交通など幅広い分野での消費を促進しています。2024年にはスポーツ文化ツーリズム賞を受賞し、スポーツと観光を融合した持続可能な取り組みとして高い評価を得ました。

参考:サロマ湖100㎞ウルトラマラソン(公式サイト)

プロスポーツクラブとの連携で地域活性化した事例3選

プロスポーツクラブは、試合開催による集客だけでなく、地域ブランドの向上や経済波及効果の創出にも大きな役割を果たします。ここでは、プロスポーツクラブとともに街を盛り上げ、地域活性化を実現した事例を紹介します。

1.松本山雅FC|長野県松本市

長野県松本市を本拠地とする松本山雅FCは、地域密着を掲げるプロサッカークラブとして、強い観客動員力と積極的な地域貢献で知られています。2024年のホームゲーム合計観客数は16万1,300人に達し、リーグ屈指の集客力を示しました。

クラブは単に試合を見せるだけでなく、選手やスタッフが積極的に地域の祭りへ参加したり、小中学校を訪問して子どもたちと交流したりといった活動を地道に続けてきました。その結果、住民の間で「自分たちの街のチーム」という連帯感が生まれ、試合の日には多くのサポーターが地元の飲食店で食事をしたり、遠方からの観戦者が市内に宿泊したりするという流れが定着しています。このように、クラブが街のシンボルとなることで、住民の心のつながりと、地域での経済効果の両方を作り出しています。

参考:vol.6 サッカーで地域を盛り上げる ~松本山雅FCの歩み~ 長野県松本市|スポーツ庁(PDF)

2.Team WISH/県内クラブ横断|広島県

広島県では、特定のチームだけでなく「広島のスポーツ全体」を盛り上げるプロジェクト「Team WISH」を展開しています。これは、プロ野球やJリーグだけでなく、バスケットボール、ホッケー、さらに実業団や大学まで、県内の26チームが垣根を超えて協力し合う全国的にも珍しい取り組みです。

異なる競技のチームが一緒になって応援イベントをおこなったり、SNSなどを通じて県内のあらゆる試合情報をまとめて発信したりしています。これにより、競技の枠を超えた新しいファンの流れが生まれました。こうした活動が積み重なることで、県民の間ではスポーツ観戦が地域の共通の楽しみとして定着しています。結果として、街全体の活気が高まるだけでなく、「スポーツといえば広島」というブランドイメージの強化にもつながっています。

参考:スポーツが地域を救う?!スポーツ王国広島が取り組む地域活性化とは|広島県

3.鹿島アントラーズ×メルカリ×鹿嶋市(スポーツ×テクノロジー)|茨城県鹿嶋市

茨城県鹿嶋市は、鹿島アントラーズおよびメルカリと「地方創生事業に関する包括連携協定」を締結し、スポーツとテクノロジーを掛け合わせたスマートシティ構想を推進しています。これは、サッカークラブが持つ圧倒的な知名度と、IT企業の技術力を組み合わせることで、地域が抱える課題を解決しようとする先進的な試みです。

スタジアムや周辺施設でのキャッシュレス化をいち早く進めたほか、スマホアプリなどを通じて得られたデータを活用し、住民の利便性を高めるサービスを次々と導入してきました。また、メルカリの関連企業が市内にオフィスを構えたことで、地元に新しい仕事が生まれ、若い世代が街に残って働くきっかけにもなっています。スポーツをきっかけに始まった新しい技術や仕組みが、買い物や仕事といった住民の日常生活の質を向上させており、スポーツが街全体の進化をリードする理想的なモデルケースとなっています。

参考:鹿嶋市・メルカリ・鹿島アントラーズ・エフ・シー 持続可能な地域社会実現に向けた地方創生事業に関する包括連携協定を締結|株式会社メルカリ

地域資源を活かしたスポーツ観光で地域活性化した事例4選

地域資源を活かした観光コンテンツの創出は、自然や文化、歴史、食といった既存の資源に新たな価値を加えることで、交流人口の拡大と地域経済の循環を生み出せます。ここでは、地域資源を観光コンテンツへと転換し、地域活性化につなげた事例を紹介します。

1.サイクルスポーツイベントとまちづくり|埼玉県さいたま市

埼玉県さいたま市では、世界的なサイクルイベント「ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム」の開催を契機に、自転車を軸としたまちづくりを本格化させました。自転車レーンの整備やサイクルステーションの設置などインフラ整備を進め、「サイクルシティ」にも認定されています。

沿道の商店街や観光スポットへの立ち寄りを促す周遊施策と連動させることで、地域全体への波及効果を高めているのが特徴です。2017年大会では約30億円規模の経済効果があったと推計され、スポーツツーリズムによる地域経済活性化の例として高く評価されています。

参考:スポーツによる「地域振興」-「地域スポーツコミッション」の設立に当たって-|スポーツ庁(PDF)

2.ムラサキパークかさま(スケートパーク)|茨城県笠間市

ムラサキパークかさまは、茨城県の笠間芸術の森公園内に整備された国内最大級のスケートパークです。広大な敷地を活かし、スケートボードやBMX、インラインスケートなど多様なアクションスポーツに対応し、キッズからトップ選手まで幅広い層が集う拠点となっています。

大会やイベント、スクールの開催を通じて交流人口を拡大し、2024年6月には累計入場者数が5万人を突破しました。スケートボード分野における国内有数の地域ブランドとしての地位を確立しつつ、道の駅や周辺観光施設と連携した滞在型スポーツツーリズムへ発展させた事例です。

参考:ムラサキパークかさま|笠間市

3.白馬スポーツ・自然振興協会|長野県白馬村

白馬スポーツ・自然振興協会は、スキー・スノーボードに加え、マウンテンバイクやトレイルラン、ラフティングなど通年型アクティビティを推進する組織です。宿泊施設やガイド、交通機関を結び付けることで、一年中スポーツを楽しめる山岳リゾートとして再ブランディングを進めてきました。

その結果、冬季偏重だった観光需要がグリーンシーズンにも拡大し、夏季・秋季の宿泊者数増加や平均滞在日数の向上につながっています。各種大会や国際イベントの開催により、欧米やアジア圏からのインバウンド来訪者も増加しました。

参考:一般社団法人白馬スポーツ・自然振興協会(公式サイト)

4.白川湖の水没林カヌーツアー|山形県飯豊町

白川湖の水没林カヌーツアーは、山形県飯豊町で春の雪解け時期にのみ現れる「水没林」を活用した体験型プログラムです。湖の水位が上がることで岸辺の木々が水中から生えているように見える幻想的な景観を、カヌーで巡りながら楽しめます。

地元ガイドが漕ぎ方の指導に加え、自然環境や地域の歴史も解説するため、参加者はスポーツ体験とともに地域文化への理解も深められます。春限定の希少な景観がSNSなどで話題となり、全国から来訪者を集める観光コンテンツとして定着しました。その結果、宿泊や飲食など地域内消費の増加につながり、地域経済の活性化にも寄与しています。2024年には、スポーツと観光・文化を融合した取り組みとして「スポーツ文化ツーリズム賞」を受賞しました。

参考:「白川湖の水没林」での「スポーツ文化ツーリズムアワード2024」を受賞!|飯豊町

インクルーシブスポーツ・eスポーツで地域活性化した事例4選

インクルーシブスポーツとeスポーツは性質こそ異なりますが、年齢や体力、障がいの有無にかかわらず幅広い人が関わりやすい取り組みです。ここでは、これらを活用し、地域活性化につなげた事例を紹介します。

1.国際車いすテニス大会|福岡県飯塚市

福岡県飯塚市で開催される飯塚国際車いすテニス大会(Japan Open)は、世界6大大会の1つに位置付けられる国際的な伝統大会です。世界約15カ国からトップ選手が集結し、男子・女子・クアード各カテゴリーでハイレベルな試合が展開されています。

大会は多くの地域ボランティアに支えられ、まちぐるみで運営される国際大会として市民の誇りとなっています。地元宿泊・飲食産業への経済波及効果や大会期間中の交流人口増加にも寄与しており、スポーツ振興と観光促進を同時に実現している地域活性化の好例です。

参考:vol.10 Japan Open 飯塚国際車いすテニス大会 ~アジア最高峰の国際車いすテニス大会の始まり~ 福岡県|スポーツ庁

2.TECHY SPORTS|広島県府中市

広島県府中市では、「ものづくりのまち」という強みを活かし、テクノロジーとスポーツを融合させた「TECHY SPORTS」を展開しています。ゼロハンカーレースやハイブリッド型マラソンなど独自性の高いプログラムを実施し、従来のスポーツイベントとは異なる層へのアプローチを実現しています。

その代表例である「全日本EV&ゼロハンカーレースin府中」は、学生や社会人が自作の車体で競う全国規模の大会として定着しました。ものづくりとスポーツを掛け合わせることで、新たな交流人口の創出やブランド力向上につながっている事例です。

参考:スポーツが地域を救う?!スポーツ王国広島が取り組む地域活性化とは|広島県

3.だれでもウォーキングフットボールかわさき|神奈川県川崎市

神奈川県川崎市では、年齢・性別・障がいの有無にかかわらず参加できる「走らないサッカー」として、ウォーキングフットボールを常設プログラムとして展開しています。誰もが同じルールでプレーできるよう工夫し、勝敗よりもコミュニケーションや健康づくりを重視した運営をおこなっている点が特徴です。

その結果、高齢者や障がいのある人、運動習慣のなかった市民の参加が広がり、介護予防や健康増進に寄与しています。多世代が同じピッチに立つことで自然な交流が生まれ、地域コミュニティの再構築にもつながっている事例です。

参考:誰もが共に楽しめるインクルーシブスポーツの場を創出|スポーツ庁Web広報マガジン

4.いばらきeスポーツ産業創造プロジェクト|茨城県

茨城県は、全国都道府県対抗eスポーツ選手権の開催を契機に、eスポーツを地方創生の柱の一つとして位置付けました。大会の成功を一過性で終わらせず、県が主体となって「いばらきeスポーツ産業創造プロジェクト」を立ち上げ、産業振興へと発展させています。

具体的には、プロチームやゲーム関連企業、地元企業、教育機関と連携し、イベント開催に加えて教育プログラムや人材育成施策を展開しました。その結果、eスポーツを入口にITスキルやクリエイティブ分野への関心が高まり、若年層の地域参加や地元企業との接点創出が進んでいます。

参考:いばらきeスポーツ産業創造プロジェクト|茨城県

事例から見えてきた「スポーツ×地域活性化」の共通ポイント

各地の事例に共通するのは、スポーツを単発のイベントで終わらせず、合宿誘致や日常利用へと展開している点です。一過性の大会に依存せず、継続的な来訪や参加機会を創出することで、安定した交流人口の拡大を実現しています。

また、スポーツ単体で完結させず、観光周遊や教育、健康・福祉施策と連携し、経済と社会の両面に波及効果を生み出しているのも特徴です。運営面では、スポーツコミッションやNPO、プロクラブ等の専任組織が中長期視点でハブ機能を果たしています。

このように地域の規模や財政に応じた無理のない段階から着手し、徐々に取り組みを育てる姿勢を持つことが、持続可能な活性化にもつながります。

スポーツを活用した地域活性化ならIKUSAがおすすめ!

株式会社IKUSAでは、地域の特性や課題に合わせたイベントの企画立案から当日の運営まで一貫しておこなっています。子どもから大人まで楽しめる「チャンバラ合戦」や、ARスポーツ「HADO」などの体験型アクティビティを通じて、各地の地域活性化をサポートしてきました。

ほかにも、マラソンやフットサルなどの競技イベントの運営にも対応しています。運動が苦手な人や幅広い年齢層の人が参加しやすい仕掛けづくりを得意としており、地域の歴史や観光資源と組み合わせた企画も可能です。

スポーツを通じて多世代交流や観光客の誘致を図り、地域に継続的なにぎわいを生み出したい場合は、ぜひIKUSAにご相談ください。

まとめ

スポーツは、それ単体で完結させるのではなく、観光・教育・福祉など他分野と組み合わせることで、より大きな地域活性化の効果を生み出します。交流人口の拡大や経済波及効果だけでなく、健康増進やコミュニティ形成といった社会的価値も同時に創出できる点が強みです。

一方で、成果を左右するのは一過性のイベント開催ではありません。合宿誘致や日常利用へと発展させる仕組みを整え、スポーツコミッションやクラブ、NPOなどが継続的に運営を担う体制を築くことが重要です。

地域の規模や資源、財政状況に見合った無理のない始め方を選ぶことが成功への近道といえます。小さく始め、着実に広げていく姿勢こそが、持続可能なスポーツ×地域活性化を実現する鍵となるでしょう。

イベントやプロジェクトをスムーズに進めるために。検討フェーズに合わせて、プロモーションを成功に導くための便利な情報をご活用ください。

この記事を書いた人

あそぶ編集部

集客・回遊・PRの課題を遊びの力で解決するコンテンツを日々発信しています。