ホラーイベントの企画事例18選!実施場所別に集客につながるアイデアを紹介

更新日:2026/05/20

この記事でわかること
  • 実施場所別に見るホラーイベントの成功事例
  • 集客や回遊につながるホラー企画の工夫
  • 没入感や話題性を高める演出アイデア
この記事の監修者:元親

観光地や施設を、日本で一番ワクワクする遊び場に変えたい!そんな想いで、その土地だけの魅力を「遊び」で引き出します。

目次

ホラー企画は、VRを活用した没入型体験から呪物の展示会まで、近年その幅が大きく広がっています。「怖い」という感情は強い口コミを生みやすく、SNS拡散や話題性という面でも、集客施策として注目度が高まっています。

一方で、「面白いアイデアが思い浮かばない」「どんな企画が実際に集客につながるのかわからない」と悩む企画担当者も少なくないでしょう。

本記事では、実施場所別に18の成功事例を紹介します。

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店舗や施設で実施するホラーイベントの企画事例11選

ここからは、店舗や施設で実施するホラーイベントの企画事例11選を紹介します。

お化け屋敷&ホラーイベント

株式会社IKUSAが提供する「お化け屋敷&ホラーイベント」は、ホラー体験に謎解きや脱出ゲームを融合させた没入型イベントです。参加者が物語の主人公となり、ミッションをクリアしながら恐怖体験を進めていく構成になっています。

イオンモール今治新都市では、夏休みの集客を目的に「脱出型お化け屋敷 うしろのひきこさん」を開催しました。都市伝説の「ひきこさん」が徘徊する異世界を舞台に、形代探しや石積みなど5つのミッションへの挑戦が楽しめました。結末が変わる「複数エンディング制」を採用したことでリピート参加を促し、10日間で約2,200名が来場、満足度は5点満点中平均4.5点を獲得しています。さらに、体験後にゲームセンターチケットを配布することでモール内の回遊率アップにも貢献しており、単発のホラー体験にとどまらず施設全体の集客戦略と連動させた設計になっている点が特徴です。

参考:【開催事例】「脱出型お化け屋敷」イオンモール今治新都市様 | あそぶプロモーション

戦慄迷宮:迷

「戦慄迷宮:迷」は、富士急ハイランドの人気お化け屋敷「戦慄迷宮」をVR化し、全国で巡回展開している企画です。現地に足を運べない人にもブランド体験を届けることを目的としており、「戦慄迷宮の裏側ともうひとつの物語」を描いたオリジナルストーリーをVRで体感できる内容になっています。

SNS上には「本物の戦慄迷宮にも行ってみたくなった」という声が多数寄せられており、体験者を富士急ハイランド本体への送客につなげる導線としても機能しています。巡回形式を採ることでコンテンツの寿命を延ばしながら、既存IPの認知をより広いエリアで高められる点も魅力です。

参考:全国で巡回中の人気VRホラーアトラクション『戦慄迷宮:迷』2026年3月14日(土)からダイバーシティ東京プラザにて開催決定!~長きにわたり培ってきた最恐ノウハウで“富士急ホラー”を全国へ~|富士急行株式会社

ゲゲゲの妖怪100物語

「ゲゲゲの妖怪100物語」は、大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」で開催された水木しげるの妖怪世界を体感するイベントです。「妖怪大迷宮」では傘化けやつるべ落としなどが登場し、「妖怪自動車記念撮影コーナー」では妖怪と一緒に記念撮影が楽しめました。

「ゲゲゲの妖怪100物語」は、大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」で開催された水木しげるの妖怪世界を体感するイベントです。「妖怪大迷宮」では傘化けやつるべ落としなどが登場し、「妖怪自動車記念撮影コーナー」では妖怪と一緒に記念撮影が楽しめました。

参考:アジア最大の妖怪イベントをひらかたパークで開催『ゲゲゲの妖怪 100 物語』漫画家、水木しげるの妖怪世界を体感しよう|京阪電車

ホラーにふれる展

「ホラーにふれる展」は、商業施設「ソラマチ」で開催された体験型展覧会で、ホラー映画の美術に焦点を当てた内容です。「見るだけ」にとどまらず、「触る・撮る」ができる体験設計が来場者の反応を大きく引き出しました。

「実際に触れるという珍しい体験に感動した」「人体の展示物の触感が本物のようで驚いた」といった感想がSNSに多数投稿されており、口コミによる集客にもつながっています。ホラー展示は見せるだけになりがちですが、体験に希少性を加えることでSNS拡散と再来場を同時に狙えます。

参考:ホラーにふれる展 ―映画美術の世界―|松竹お化け屋本舗

1999展 −存在しないあの日の記憶−

「1999展 ―存在しないあの日の記憶―」は、ホラー小説家・背筋、ゲームデザイナー・脚本家の佐藤直子、ホラー映画監督の西山将貴によるユニット「バミューダ3」が企画した没入型展覧会です。「もしノストラダムスの予言通り1999年に世界が終わっていたら」をテーマに、終末世界に生きていた誰かの部屋に入り込み、その空気感をリアルに追体験できる内容でした。

会期中には1999年を思わせるコラボ喫茶店も同時開催され、フロートやナタデココのドリンクなど懐かしさを呼び起こすメニューが提供されました。複数のホラークリエイターが集結し、展示・飲食・世界観を一貫させることで、ほかにはない没入体験を実現しています。テーマへの共感がSNS投稿を後押しし、話題性の創出にもつながった事例です。

参考:1999展 ―存在しないあの日の記憶―

祝祭の呪物展

「祝祭の呪物展」は、オカルトコレクターの田中俊行氏が所有する呪物コレクションを展示したイベントです。東京・札幌など複数都市で開催されました。田中俊行氏のコレクションから厳選した約40点の呪物を展示するほか、作家Apsu Shuseiを名誉顧問に迎えて、アートとホラーを融合した独自の世界観で会場を演出しました。

オリジナル呪物グッズや限定コラボグッズの販売も実施しており、来場者の購買行動を促す仕組みも整えられています。「本物の呪物」という実在性と話題性を軸に、複数都市でリピート展開できた点は、コンテンツの汎用性の高さを示しているといえます。

参考:祝祭の呪物展|東京タワー TOWER GALLERY

ホラープラネタリウム「ふり返りの旋律」

ホラープラネタリウム「ふり返りの旋律」は、お化け屋敷プロデューサー・五味弘文監修のもと、コニカミノルタプラネタリウムが制作した本格ホラー作品です。ロマンティックな印象の強いプラネタリウムのドームを恐怖空間に一変させる、新感覚のホラー体験として注目を集めました。

ギリシャ神話「オルフェウスの物語」をテーマに、深夜の廃墟ビルをパトロールする新人警官の視点で物語が展開します。逃げ場のないドーム空間に恐怖を煽るサウンドと没入映像を組み合わせることで、強烈な臨場感を生み出しており、本編前は廃墟ドームとして撮影も楽しめました。既存の施設を活用しながら、日常とのギャップを最大限に活かした企画です。

参考:『ホラープラネタリウム ふり返りの旋律』|コニカミノルタプラネタリウム株式会社(PDF)

ハロウィンホラーブッフェ

「ハロウィンホラーブッフェ」は、名古屋の「ホテル メルパルク名古屋」がハロウィンシーズンに合わせて3日間限定で開催したイベントです。目玉のチョコタルトやミミズのゼリーなど、ビジュアルとネーミングの両面で衝撃を与えるメニューを多数用意しました。

来場者からは「本気過ぎる」との感想が相次ぎ、メディアにも取り上げられました。期間限定かつホテルという日常的ではない空間を舞台にすることで、希少性と非日常感を同時に演出しています。飲食コンテンツとホラー演出を掛け合わせて、ハロウィン施策に差別化をもたらした事例です。

参考:“本気過ぎる”と話題の絶叫ハロウィンメニュー20品を提供!ホテル メルパルク名古屋「ハロウィンホラーブッフェ」開催-10月26日(金)~10月28日(日)の3日間限定-ハロウィンホラーブッフェ|ワタベウェディング

魔夏のホラーナイトパーティー

「魔夏のホラーナイトパーティー」は、東京・銀座のコンセプトレストラン「VAMPIRE CAFE(ヴァンパイアカフェ)」が毎年夏に開催している季節限定イベントです。2001年の開業以来、吸血鬼の居城をテーマにした内装と世界観で話題を集めてきた同店が、夏をテーマに展開している人気企画です。臓器や目玉そっくりのデザート「禍々しく醜悪で甘美なる生け贄」など、ホラー要素満載のメニューが提供されます。

強いコンセプトを持つ店舗が季節限定イベントを定期開催することで、ファンのリピート来店を促しながら新規客への話題性も維持し続けています。

参考:【暗!辛‼・・・からの甘⁉ 時知らず襲い来る恐怖に貴方ならどうする…?】魔夏のホラーナイトパーティー 銀座レストラン 『ヴァンパイアカフェ』で開催!|DDグループ

恐怖のI SCREAM店

「恐怖のI SCREAM店」は、USJのハロウィンイベントに登場するゾンビを、都内のサーティワンアイスクリーム店に連れ出した企画です。普段は和やかな店内に狂暴化したゾンビが溢れかえり、参加者はゾンビウイルスの抗体入りアイスを求めてミッションに挑みました。

日常的な店舗という意外性のある舞台設定が強いインパクトを生み出しており、USJのハロウィンイベントをPRしながら、パークに足を運べない層への接点も同時に作り出しています。既存のIPや世界観を別の場所・文脈で展開することで、認知拡大と話題性を両立させた事例です。

参考:ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの真夏のハロウィーン・イベントパークを飛び出した“正気を失う”超恐怖が、東京のど真ん中を襲う!『喰うか。喰われるか。恐怖のI SCREAM店』|合同会社ユー・エス・ジェイ

蔦夜書店~怪異な夜~

「蔦夜書店 ~怪異な夜~」は、代官山 蔦屋書店が閉店後の深夜に開催したホラーイベントです。深夜24時~翌朝6時という時間帯に加え、抽選で選ばれた限定50組のみが参加できる希少性が注目されました。

呪物コレクター・田中俊行氏によるトークショーや怪談師4名によるスペシャルトークショー「怪談めぐり」を実施したほか、ホラーに関する書籍から背筋が凍る一文を展示するなど、書店という空間の特性を活かした演出も施されています。普段は入れない閉店後の書店を舞台にすることで、場所そのものが持つ非日常感を引き出した企画です。

参考:【イベント】蔦夜書店 ~怪異な夜~|DAIKANYAMA T-SITE

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建物全体で実施するホラーイベントの企画事例5選

ここからは、建物全体で実施するホラーイベントの企画事例5選を紹介します。

京都オカルト遊園地

「京都オカルト遊園地」は、京都・南丹市の廃校を丸ごと活用した複合ホラー体験施設です。廃校という場所そのものが持つ不気味な雰囲気を活かし、施設全体をホラーコンテンツ化しています。

ウォークスルー+ミッションクリア型のお化け屋敷「よしおちゃんとかくれんぼ」や、ホラー謎解き脱出ゲーム「異世界神社2.0」など、ジャンルの異なる複数のプログラムを用意することで、1回の来場でさまざまな体験が楽しめる仕組みになっています。

遊休施設をそのままホラーの舞台として活用し、作り込まれたセットでは生み出せないリアルな恐怖感を演出しています。

参考:闇の学び舎 京都オカルト遊園地 リアル廃校お化け屋敷

畏怖 咽び家(いふむせびや)

「畏怖 咽び家(いふむせびや)」は、一軒家を舞台に、殺人鬼が潜む家からの脱出を目指すホラー体験イベントです。1~4章のストーリー形式で進み、章をクリアすると次へ進める構成になっています。

押入れや机の下に隠れながら、殺人鬼に見つからないよう脱出のアイテムやヒントを集めます。「怖くて早く家に帰りたかった」という口コミが示すように、日常的な空間である一軒家を舞台にすることで、非現実的なセットとは異なる身近な恐怖を生み出しています。「どこにでもある家」という設定が没入感をさらに高め、強烈な体験として記憶に残りやすい点が特徴です。

参考:畏怖 咽び家|オバケン

アワジシマノコワイヨル

「アワジシマノコワイヨル」は、淡路島の「グランドメルキュール淡路島リゾート&スパ」を舞台にした、周遊型ホラーイベントです。淡路島の神話や地域の伝承をもとにしたオリジナルストーリーで展開しており、ホテルという非日常空間に地域の歴史的背景を重ね合わせた世界観が特徴です。

普段は入れないエリアも特別に開放されるため、「ホテルの裏側を探索できる」という体験としての希少性も集客の後押しになっています。地域の伝承とホテルの空間を掛け合わせることで、他では再現できない独自性を生み出しています。

参考:アワジシマノコワイヨル|グランドメルキュール淡路島リゾート&スパ

身冷大百景

「身冷大百景」は、川崎市の複合商業施設「ラ チッタデッラ」が夏季限定で開催したホラー体験イベントです。猛暑が続く夏に「身冷(心霊)」を体験するというコンセプトで、暑さへの不満を逆手に取った切り口が特徴です。

広場で水浴びができる「身冷噴水」やサウナと水風呂で怪談話が聞ける「冷えるサウナの夜」、不気味な雰囲気の写真撮影スポットなど、施設内のさまざまなエリアにホラー演出を散りばめることで、来場者の回遊を自然に促す設計になっています。季節の悩みをテーマにしたホラー企画が、集客と施設内回遊の両方に貢献した事例です。

参考:身冷大百景|LA CITTADELLA

闇夜のミステリーツアー

「闇夜のミステリーツアー」は、明治の文豪・小泉八雲の世界観をテーマに、閉館後の島根県松江歴史館で開催されたツアーです。閉館後という時間帯を活用することで、普段とは異なる非日常的な空間を生み出しています。

スマートフォンとAIチャットボット・AR技術を活用し、伝説「幽霊滝」をテーマにした音と映像の没入体験や、「八雲の怪談」をテーマにした謎解きが実施されました。話を聞くだけでなく体験として提供している点が、歴史館の新たな使い方につながっています。

参考:小泉八雲と怪談 闇夜のミステリーツアー|しまね観光ナビ

街やエリア全体で実施するホラーイベントの企画事例2選

ここからは、街やエリア全体で実施するホラーイベントの企画事例2選を紹介します。

楳図かずお こわい本-吉祥寺の謎-

「楳図かずお こわい本 ―吉祥寺の謎―」は、ホラー漫画の巨匠・楳図かずおの作品集『こわい本』とコラボした、街歩き型の謎解き周遊イベントです。吉祥寺の街で起きた怪異を調査するというストーリーのもと、参加者が実際に街を歩きながら謎を解いていきます。

専用の謎解きキットを3,000円で購入し、LINEアプリを使いながら進める形式で、最後の謎の答えによってエンディングストーリーが変わる複数エンディング制を採用しています。街全体を舞台にすることで、既存のファン以外にも広く参加を促しながら、地域への送客にもつなげた事例です。

参考:楳図かずお こわい本-吉祥寺の謎-

宿泊型イマーシブホラー「INFERNO LODGE」

宿泊型イマーシブホラー「INFERNO LODGE」は、岐阜県郡上市のアウトドアリゾート施設「Orkひるがの」で開催された、1泊2日の宿泊型ホラーイベントです。行方不明の親友を探しにロッジへ向かうというストーリーのもと、ロッジ村全体がイベントの舞台となりました。

キャストが実際にロッジ内に現れ、参加者の発言や行動によってストーリーが変化するため、同じ体験が二度と再現されないリアルな恐怖が生まれます。各ロッジでエンディングが異なる設計がリピート参加と口コミの拡散を後押しし、宿泊施設をまるごと活用した長時間の没入体験を実現した事例です。

参考:宿泊型イマーシブホラー INFERNO LODGE 常緑を見つめる目|Ork

まとめ

ホラー企画には、お化け屋敷・展覧会・飲食・宿泊など多彩な種類があり、施設の特性や季節に合わせた幅広い展開が可能です。地域の伝承を世界観に取り込んだり、閉館後の時間帯を活用したりするなど、場所や状況ならではの工夫が話題性と集客力を高めるポイントになっています。自施設や地域の特性に合ったアイデアを見つけるための参考として、ぜひ本記事を活用してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。記事で紹介した企画を具体化し、イベントを成功させるためのお役立ち資料や相談窓口をご用意しています。

この記事を書いた人

あそぶ編集部

集客・回遊・PRの課題を遊びの力で解決するコンテンツを日々発信しています。